
茨城のソウルフード スタミナラーメンを食べに行きました。
具沢山の野菜とレバーとカボチャの入ったあんかけを
太めの冷やしラーメンにたっぷりかけた物です。
味は 甘ピリ辛です。
店のTVでは ちょうど 上野公園で路上生活をしてる人(60歳くらい)に
インタビューをしているところでした。
レポーター(以下 レポ)と路上生活者(以下 路上)の会話です。
レポ『路上生活は長いんですか?』
路上『結構 長いよ』
レポ『生活はどうですか?』
路上『それなりだね。』
レポ『何か困ってることはありますか?』
路上『今じゃないけど 美智子妃殿下が国立博物館に行く度に
警備員に 荷物を片付けさせられて 大変だったよ。
必ず 天皇も一緒だったよ。本当に美智子妃が好きなんだろうね。』
レポ『最近はどうですか?』
路上『最近は全くないね。今の人 誰だっけ...
国立博物館はあまり興味がないのかなぁ~』
このインタビューを見ていた時に 昔の別のインタビューを思い出しました。
年の瀬で 場所は札幌駅の前だったと思います。
背広にネクタイの身なりのしっかりしてるように見える方(50歳くらい)でした。
レポ『いつから路上生活をされたんですか?』
路上『2ヶ月前ほどだよ。』
レポ『身なりがしっかりしていて とても路上生活に見えないんですけど...』
路上『2ヶ月前までは銀行に勤めてたんだよ。
なにもかもズルズルと どうしようもないところにきて
いざ 覚悟して精算しようとしたら
会社も家族も友達も み~んな どっかへ行っちまったよ
蜘蛛の子を散らすって このことだね。』
レポ『夢とかありますか?』
路上『10万円欲しい。あれば1日で300万円にできる。絶対だよ!』
この言葉の途中で 画面が切り替わりました。

少し前ですが 海さんとN薔薇ガーデン(個人の薔薇園)に行ってきました。
入園料が300円でした。(肥料代にもならないのでは...)
オーナーのペラ子おばさんが入園者に ずーっと話しかけてきました。
『昔は300種のバラがあったけど 主人が腕を怪我して あまり手入れが
出来なくなって 今は 150種類ほどになってしまって...』
でも 庭の芝生が綺麗に整備されて
奥に なんじゃもんじゃの木がどっしりと構えていて
一つ一つのコーナーが綺麗にビシッと綺麗に決まってました。
『私がバラの剪定、主人が庭全体の整備と手入れをしてるんですよ。』
『ご主人が 力仕事をされてるんですか?』
と 海さんが私に聞こえるように相づちを打つと
『主人は 会社と趣味の山登りだけで ちっとも手伝ってもらえなかったんですよ。
定年をすぎても 山登りばっかりだったけど
福島の山で 足を骨折して それからは 山登りに行かなくなったのよ。
TVの前で座ってる主人が このままでは 早く痴呆が始まりそうで
少しずつバラの手入れを手伝ってもらうようにしたの。』
『薔薇園が大きくなって 主人は黙々と力仕事をするようになったの。
人が薔薇を見に来るようになって 庭の手入れを褒められるようになってからは
自分から進んで 庭の整備、肥料、薬剤散布をしだして。
薔薇は薬剤散布が大変だけど 実家が農家で お爺さんが農薬散布しても
94歳まで生きてたから 家系的に農薬散布なんて問題ないって
普通のマスクだけで 農薬散布してんのよ。』
海さんは ちょっと引いてました。

『午前中は 窓際で 日差しを浴びながら 本を読んでて
午後は 毎日 一人で 庭の手入れをしてるんですよ。
私は声がでかいから お客さんとの会話が聞こえてるんですよね。
お客さんに庭を褒めてもらう それが続けてられる力なんだと思いますね。』
そう言えば 家の窓際に ご主人と思われる人の横顔が見えてました。
多分 本を読んでいたんでしょう。
薔薇も見終わって パレードという名の薔薇を挿し木にしたらと
ペラ子おばさんに 挿し木用の薔薇を貰ってる時に
納屋から一輪車を持ち出してるご主人を見かけました。
多分 80歳前後と思われました。
一見 登山スタイルの格子のシャツにズボンと長靴で
一輪車に作業具を載せて歩いてる姿が 当たり前の日常そのもので
グッとくるものがありました。

人には それぞれの生き方があり
その中で自分を生きている
そして 自分の幸せを探してるんだと...



