里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

鍋足山へ行く    箸休め編

本日 鍋足山にリベンジで行こうと思ってましたが、
空はどよ~んとした曇り空で 冷たい風がビュ~ビュ~と耳をツンザクので断念。


計画では 前回は一般と健脚コースの分岐点(1)で健脚コースを選んで
途中で道が分からなくなりました。
今回は 分岐点(1)で敢えて一般コースを進み大中コースと合流の(2)まで歩きます。
そこから 山頂を目指し、山頂近くの崖(3)を下って次鋒(4)に登った後、
引き返して鍋足山の山頂に行き 休憩します。
休憩後 健脚コースを下りて 前回 私が道に迷った地点(5)まで行き、
後は 前回歩いた道を引き返すという予定です。

     

ここがクリアーになれば 後は色々と応用しながら ハイキングで遊べそうです。
天気さえよければ 早くいってみたいと思ってます。


前回のブログで書くかどうか迷って 結局 書かなかった事です。
当初は もっと早い段階でハイキングを予定してましたが
私より先輩の方が 先月 私と同じコースを歩いて行方不明になりました。
その為 暫くの間 ハイキングに行くのを躊躇っていました。

     

今回は 天気が良かったので 鍋足山に行くことにしました。
笹原入り口の駐車場には車が1台も止まってませんでした。
車を止めて数分後 四駆の軽トラが私の車の脇に止まりました。
私より少し先輩と思われる方が車から出てきて
『ここが鍋足山の駐車場でいいんですか?』
『いいですよ。』
『これから鍋足山に登るんですか?』
『はい。』
『私も初めて登りに来たんですけど10分くらいで頂上に行けますか?』
『地図上は距離は短いけど無理ですね。急坂のアップダウンの繰り返しなので
 かなり時間はかかりますよ。15分くらいならハッチメ滝には行けますよ。』
『じゃあ、そうします。』
その方は作業着の上下で、軽トラから長靴を取り出し カメラの入ったリュックを
背負って 私と一緒に歩きだしました。
『地図はお持ちですか?』
『何も持ってません。』
ええええっと思いましたが、予備用に持っていた地図を その方に差し上げました。
その方とはハッチメ滝で別れました。
残念ながら 天候が温かく ハッチメ滝が凍っていませんでした。
道中で 気になる言葉を言われて 今でもちょっと気になってますが…


『私は下から見上げるのが好きなんですよね。滝の下からとか…』


私が山頂付近で道に迷っているときに 人の声が聞こえたような気がしました。
その後 カーン、カン、カンと岩に金属が当たって転げ落ちるような音がしました。
あの音は 何だったのでしょうか?
駐車場まで引き返すと四輪駆動の軽トラはもうありませんでしたので
さっきの方は きっと 無事に帰られたと思ってますが。


話は変わりますが…
前回のブログのカレーの話 私にとっては事件だったんです。
多分 全国のあちこちで発生しそうなことですが。
私が生まれ育った地域のカレーは 牛肉をサイコロ状に切ったものを入れます。
浜モンが作るカレーは ペなぺなの半分脂身で透き通った豚肉のスライスが入ってます。
始めて浜モンが作ったカレーを食べたときは ビジュアルが貧乏くさくて
衝撃的でした。不味くはないのですが 黙って食べてました。
ある時 遂に我慢できなくて 俺が作ると言って牛肉入りのカレーを作りました。
スーパーにサイコロ状の牛肉が売ってなくて
ステーキ用の肉をサイコロ状にカットしました。
私が作ったカレーを家族で食べた時に 私は 何か言ったと思います。
多分 貧乏くさい豚肉のことを 悪気を感ぜず 言ったんだと思います…
その時に 浜モンから 忘れもしない きつーい一言が…
『もう 作らなくていいよ!』
二人とも まだ若くて 尖がっていて プライドが傷つけられるのが我慢できなくて
その為の体力もあったので 火花バチバチだっとと思います。


今は違います。
ペなぺなの半分脂身で透き通った豚肉入りのカレーを美味しく食べています。
これは ダーウィンの進化論で証明されています。


『最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのではない。
  唯一生き残ることが出来るのは変化できる者である』


豚肉入りのカレーの良いところを見つけ 美味しく頂くように自分が変化することで
誰も傷つけることなく 穏やかで やさしい人生が送れると 悟りました…

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