里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

生瀬富士にハイキングへ行きました

生瀬富士は去年の12月に 頂上直前の3mの垂直の岩壁まで行きましたが
そこで体がヘロヘロになり 足を上げることが出来ず 止む無く撤退しました。 

昨日 生瀬富士に行ける時間がとれたので リベンジで 行ってきました。
駐車場に着きハイキングの準備をしていると マイクロバスで来た団体がストレッチをしてたので 月居山方面に行くのかなぁ~と見ていましたが 月居山とは逆の生瀬富士方面に歩いて行きました。垂直の岩壁をどうやって登るのか分からなかったので ここは金魚の糞方式で後ろに付いて行き 岩壁を登るところを確認しようと思いました。 

生瀬富士への案内板が 前回来た時より 更に酷くなってました。 

前を歩くグループは 女性の方が多いように見えましたが 
そのなかに山笠を被って元気に歩く先輩がいました。カッコイイと思いました。
グループは無理をしないが遅くないペース配分で歩いてて 参考になりました。

全然疲れなく 最後まで息が上がりませんでした。 

生瀬富士の山頂が見えてきました。 

山道の脇に 綺麗な黄色の花が咲いていました。 

頂上に近づくと 登る道の傾斜も徐々に急になってきます。 

数か所 岩をよじ登って 垂直の岩のところに差し掛かりました。 

グループで 順番に登ってるため 先がつっかえていて 
一人一人が垂直の岩壁を登るところをじっくり観察できました。
オイオイ!前回来た時に無かった倒木を一歩目の足場替わりにしてるじゃん! 

この倒木に左足の1歩目を乗せて 少し大きめの出っ張りに右足の2歩目を乗せ 
クサリをグッと手繰り寄せ 勢いで3歩目を出っ張りに引っ掛けて登って行けば
それ程 難しくなく登れることが分かりました。
それにしても 1歩目の踏み台にした倒木は 何処から持ってきたんだろう。 

垂直の壁を登れば 後は急ですが 足場がしっかりしてるので
落ち着いて登れば 特に問題はありません。 

山頂が狭くて写真を撮るのに グループの方達で混雑してたので 

チョット登るのを待って 振り返って 下を見ました。 

ギャーッ!吸い込まれそうな錯覚に… (*_*)
急な崖では 前だけを見て 後ろ(下)を見ない方が良いのかなぁ~ ってか! 

生瀬富士の山頂(406m)に到着です。
グループのみなさんは ここから急な坂を下り アップダウンを経て
袋田の滝を上から見るコースを歩かれます。
私は ここでみなさんと別れて 北東に向かいます。 

急な坂を下りると 痩せ尾根に渡れる岩場があります。

 

本日の最難関です。1mぐらい離れた痩せ尾根の岩場にへばりつくように飛び移り
この細い所を崖の出っ張りを掴みながら登って行きます。
トラロープがあるのですが 錆びたハーケンを見ると 掴む気になれません。 

崖の出っ張りを掴み 細い足場を登るのですが 右側の崖下は見ないのが良いと思う。
痩せ尾根に到着しました。 

スケールは おかめ山の痩せ尾根より かなり大きいです。
先っぽに ぽっことした岩がありますが そこに行くと360度パノラマの景色です。 

痩せ尾根の道幅は広い所は1mくらいありますが 狭いところは平均台くらいです。
小さなアップダウンの連続で 足場はゴツゴツした岩場で 安全ロープが無くて 
風は そこそこ強くて 一人だし…
何よりも 痩せ尾根の両サイドは絶壁なので 
弱気になったら 引き返しそうな気分になり、逆に危ないので
ここは一つ トカゲ走法で そろりそろりと前進します。

 

もうすぐで先端の岩に着きます。 

ここまで来たら『行けーーーーー!』ですが 最後の登りがあります。 

先端に立ってライオンのポーズをして『ガオー!』からの下を覗きました。 

先端の岩は 丸まっていて 上でゆっくり横たわるスペースがありません。
振り返って… 

生瀬富士の山頂が見えますが、これ以外は パノラマで遠くまで見えます。 

遮るものがなく ゆっくりターンしながら山の稜線をカメラのレンズを通し見てました。 遮るものが全くない上に この先端の岩はフラットな部分があまりなく 突然ですが
強い風で 凄い恐怖に襲われ 足がすくんで しばらく座り込んでしまいました。
遠くの山が あまり良く見えなかったので 風も強くなったの 
早々に引き返しました。


この山は 色々な条件が組み合わさると雲海に包まれます。
痩せ尾根の先端の岩の上に立つと 雲の上の人になれそうです…


グループの方が言ってましたが 生瀬富士は全国にある〇〇富士の中の百名山の一つだそうです。また 紅葉の時期になったら生瀬富士をハイキングしようと思いました。

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