目には目を
生瀬富士ハイキングの途中で見た山の稜線です。
日曜日に里山(赤沢富士)をハイキングしましたが、その時 下り坂で落ち葉を踏んで滑って右の膝を痛めました。右の膝をかばって歩いてたら左の膝も痛めました。
また 久しぶりに歩いたので体中がガタガタで痛いです。階段の上り下りが大変でした。
膝痛にはサポーターが良いとのブログを読んでたので 昨日 膝用のサポーターを購入して 膝に取り付け階段を歩いたところ 全く痛くありません。
天気予報では 今日は雨だったので 家でのんびりしようと思ってましたが、朝から天気が良く 雨が降る気配もないので どうしようかと考え ピーンと思いつきました。
目には目を 歯には歯を 膝痛には膝痛を 体ガタガタには体ガタガタを
里山に行こうと思いました。里山を歩くと膝痛と体ガタガタが治るような錯覚を持ってしまいました。どこに行くか? そうだ!
目には目を 歯には歯を 〇△富士には〇△富士を
地図も持たないで ぶっつけで 生瀬富士に行きました。階段を歩いて何ともなかったので 生瀬富士のハイキングは楽勝と勝手に思い込んでの出発です。
駐車場に車を止めて 最初の看板です。目力全力で見ると矢印と生瀬富士の文字が見えます。先が思いやられる看板です。
大丈夫でしょうか? ちょっと心配です。
道は踏みしめられていて 分かりやすいです。緩やかな勾配の山道をドンドン進みます。
中央にポッコリした突起が見えるのが生瀬富士です。どこが富士なの…
振り返った時の風景です。この辺りから道の勾配がきつくなりました。
最初のロープ場です。ロープはタイガース仕様です。傾斜はさほどではありませんが 振り返ってみると 永遠に下り坂が続いています。
ロープは九十九折りのジグザクの急な山道に沿って かなり長く張ってありました。
頂上に近づくにつれ 山道は急勾配になってきました。
後 10分ですって。頑張ろうと気持ちはありますが、急な坂道を登ってると両足の付け根に激痛が 少し前から感じてました。足が上がらなくなりました。ここからは根性の世界ですよね…。登って行くと岩がありました。
岩のサイズがさほどでもないので 力で登りました。足がほとんど上がりません。
頂上に行くのに最後の岩です。ロープとクサリがありますが 最初の3mくらいの高さまでは ほぼ直角で 足をかける突起が小さくて滑ります。何度やっても この90度の壁を進むことが出来ませんが これを超えても その先が…。
多分80度くらいの傾斜だと思うけど かなり上の方までクサリ場が続いています。
私には もう 足をあげる力も気持ちもありません。
山頂までは 後5分もないと思いますが 最後の壁に負けました。
ここで 撤退する事を決めました。
里山で〇△富士の名前、どう考えても大したことないだろうと 思い付きで行きましたが
無理でしたね。
膝の痛みはサポーターを付ける事で 完全に解消されましたが 体ガタガタは簡単に治らないですね。
教訓ですが…
膝痛にはサポーターで上り下りの痛みは解消する。
体ガタガタは歩いて直すことはできない。むしろ悪化する。ちゃんと寝ろ!