里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

久しぶりに里山に行く

天気予報と都合の良い時間がマッチングしない日が続きましたが、久しぶりにマッチングしたので 里山に行ってきました。 

車で1時間30分くらいの所にある里山で人気があるところです。
土曜日に行ったので沢山の人が訪れていました。 

お手軽なハイキングコースで 富士ヶ平山(赤沢富士)~三角点~鶏足山~鶏石をピストンで歩きました。
朝9時過ぎに駐車場に着くと既に車が7台、ハイキングの準備をしてる間に2台が来ました。駐車場からは茶畑越しに赤沢富士が見えます。 

赤沢富士の登山口辺りで駐車場の方を振り返ってみると 一人の女性が駐車場を出発し、別な女性がハイキングの準備をしていました。 

道は とても良く整備されていました。人気がある場所はシッカリしてますね。
少し坂を登った所で振り返ってみましたが まだ女性は来ていません。 

ずーっと坂でフラットな場所がありません。赤沢富士の途中あたりで もう 息が上がりました。振り返ると女性がすぐ近くまで来ていました。追い越されたら 引き返すしかありません。必死で坂を登ると赤沢富士の頂上付近まで来ました。 

女性は 私が頂上に着くまで私の後を ゆっくり歩いて追い越そうとしませんでした。
頂上に着くと女性はスーッと私を追い越して行きました。 

頂上で 少しの時間 息を整えて先へ進みます。少し歩いたところに鶏足山の登山口がありました。見ての通りここから急なアップダウンの稜線を歩く事になります。 

少し歩いたところで別の女性に追い越されました。

あっという間に小さくなっていきます。 

というか、私は富士山を探すふりをして遠くを眺め 息を整えていました。 

雲がかかっていて富士山は見えませんでした。先ほどの女性の声が聞こえます。
『富士山は見えますか?雲に隠れてますよね~。』
『雲が邪魔して 富士さんは見えないようです~』と答えました。


私を追い越した二人の女性に共通するのは 動きはしなやかですが無駄がなく スリムな体型だからかもしれませんが足が長く見えます。山歩きすると 足が伸びる?
唯一 気になるのは 喋る声が容姿からは想像できないくらい ぶっといですね。
多分 呼吸の仕方が影響してるのか 山に響くような声でビックリです。 

三角点に到着しました。ここから鶏足山に向かいます。 

山は低いのですが東側を除き どの方位も景観が素晴らしかったです。
雲がかかっていたので 遠い山の稜線を見る事は出来ませんでしたが、空気は清々しかったです。ここで 暫くボーっとした後 鶏石を見に 頂上を出発しました。 

鶏石に行く途中の下り坂で 護摩焚石があり登ってみました。石の上にカメラを置いて
セルフで撮ったので首から上がカットになってました。この石から見下ろした景色です。 

 

ビビりますよね。尾根のアップダウンを歩いて行きました。 

案内板が見えました。この案内板で 私は鶏石が何処にあるか分からなくなりました。 

左が鶏並、右が石柳と読んでしまいました。普通は そう読みますよね。
鶏が左の矢印の上にあったので左の急勾配の坂を下りて行きました。暫く歩いても鶏石がないので地図を見ると右側へ行くようになってたので 引き返し右へ行きました。
少し行ったところで落ち葉のフカフカした下り坂になり 何となく違うかもと また引き返して この案内板を記念に撮影し帰ろうとしたところに 左側からオジサンが登ってきました。
『今日 始めて人に会いました。ホットしてます。鶏足山は近いですか?』
と声を掛けられ『すぐ近くですよ。』と答えました。オジサンはこの看板を見て
『鶏石に寄ってから 鶏足山に行こうかな。』と言って右側の道を歩いて行きました。
『ん?』と思い 看板をよくよく見ると上の段の鶏石と下の段の並柳だと分かりました。


右側の道を進んで行き 鶏石に着きました。 

鶏石の向こう側を見てみたいですよね。 

向こう側は絶壁でした。 

 

鶏石の反対側を見ようと左側の出っ張りに行きました。 

この岩の上に立ち 鶏石を見ました。ずーっとしたまで1枚岩でした。

 

ピストンで引き返す途中 少し前 『幸せは比較でしかない』という有名人の言葉が気になって考えてました。例えばですが、
『朝食が有るのと無いので どっちが幸せ?』 『有るほうかなぁ~』
『スクランブルエッグが付いてるのと付いて無いのでは?』 『付いてるほうかなぁ~』
『コーヒーはサッと来るのと自分で取りに行くのでは?』 『サッと来るほうかなぁ~』
『幸せは 全て比較で成り立っているんだよ!』と言われます。
私の場合は 冷蔵庫にあるものを使って 浜モンとどちらかが朝食を準備するんだけど。
何が有るとか無いとかは特に気にしなく むしろ この 『平凡な毎日の繰り返しが…』
これ以上 書くのはやめよう…。


私が高1の時 親友が『ひらがなで書けるしあわせって本物なんだよね。』と唐突に私に言ってきた。『はぁ~?』高1のブンザイで何を言ってんだと思ってました。
それから 年を取る度に 時折 この言葉を思い出し 考えました。
やっとですが、最近になって思います。


   ひらがなで書ける しあわせを 大切にしようと!

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