里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

なかなかアレですけど…

昨日 朝から青空に清々しい風のトッピング。  

体調も軽く なかなかアレなんですが… 篭岩山に行ってきました。
そんなにハイキングにハマってる訳ではありませんが、行ける時に行かないと。


車で片道1時間強のところにある篭岩山へ行ってきました。少し前、ほぼ直角に梯子が掛かった籠岩で上まで登ることが出来ず 撤退したところですが、籠岩山はどんなところか気になっていました。 

地図を見ると 徒歩13分のところに案内板があり そこから45分で籠岩山の頂上に行ける様で とてもお手頃なハイキングコースです。 

急な坂道を登って行くとプチ山頂があり そこから降りて行くと案内板がありました。 

ここで 恒例になりましたが 案内板を見て道に迷ってしまいました。籠岩山が書いてありません。そういえばプチ山頂の手前で左に折れる道があったけど その道が籠岩山へ行く道なのかと思い引き返しました。山頂を過ぎ 少し行ったところで そういえば徒歩13分の位置に案内板があり 道は間違ってないかも…と、また引き返しこの案内板のところへきました。

最悪 明山 亀ヶ淵でも良いかと右の道を選び 少し歩いたところで振り返ると 

来るときにちょうど見えない角度に案内板がありました。案内板は見えるような角度に直して欲しいと思いました。危うく 間違った方向に行くところでした。20分のロス。 

ひたすら急な坂道を登って行きました。何となく2つ目のプチ山頂っぽいところへ出ました。尾根をしばらく歩いて行くと 岩だらけっぽい山が見えてきました。 

向こうの山に行くには谷を越えなければなりません。
ここからがクサリ場の連続になります。カメラをトレーナーにくるんでリュックにいれてデジカメを取り出しました。 

なかなかの急勾配をロープを掴みながら降りて行きます。

回りに草が生えていて下がよく見えませんでしたが 徐々に草がなくなりました。 

ここからは股抜きの写真になります。 

片手で持ってるロープが揺れてます。 

足場がなく 細い木の根っこに足をかけました。なかなかです。 

途中あたりで ひと息します。 

今回の一番の難所で 細い木の根っこに乗って 左に移動して 新しいクサリを掴む場所です。その時 大きな木の根を持って移動しますが 片手で木の根を持ち 片手でデジカメで写真を撮りましたが 崖を降りた後 見上げたら 片手で写真を撮るなんて危ないですね。 

 

谷の底に着きました。これから反対側の岩だらけの山に登ります。 

こちらの登りもなかなかの急な崖の連続でした。 

山頂が近いと思うと 元気が出ます。急な崖ですが 岩の突起や木の根があり 足場と掴むところがキチンとあったので 見た目はヤバそうですが 大丈夫でした。 

山頂はもうすぐです。 

山頂へ到着したと思ったら 向こうの山の山頂に人影が… 

どうも あそこが篭岩山の山頂のようです。途中にもクサリ場がありましたが 気になりませんでした。 

三角点に着きました。正面に男体山が見えます。 

見晴らしの良い場所に移動して 山の稜線の写真を撮りました。 

 

 

 

山頂には 11名(男性7名、女性4名)と女性2名の2グループがいました。
暫く山頂で遊んだ後 引き返そうとしましたが 少し前に出発していた11名のグループに追いつきました。男性7名は私より先輩で、女性は60歳台が2名、50歳台が2名です。
クサリ場で 先輩が女性にアドバイスしてるのが聞こえます。
『三点指示で降りて行くんだよ。』
『ロープを信用して持って降りれば良いから。』
『その岩に足をかけて。』
女性が降りて行く時に 4名の先輩が一斉にアドバイスをします。最後にいる人が私の方を見て苦笑いしています。
『みんなで一斉に言っても 困るよ。言うのは誰か一人にしてよ。』
みんな笑いながら降りて行きますが 人の言うことなどお構いなしです。
以前 似たようなグループの後を歩いたことがありますが、楽しそうです。
どうも反対側から登って来たようで 谷底に着いて 急な崖を見て 
『私 登れない…』
と半べその女性の声が聞こえます。その女性を先輩全員でサポートします。 

ところどころに先輩がいて その女性を持ち上げる作戦のようです。
女性は腕力が弱いのかビビってんのか なかなか上に行けません。そこで先輩たちが女性の左後ろに回り女性の尻を押し上げました。格闘の末 何とか全員が崖を登ることが出来ました。大丈夫とは思いますが ひょっとして 先輩たちのその行為はセクハラ…

 

チームワークが凄いと思いました。
崖の上で 皆さんが休憩していましたが、女性はニコニコして先輩達にお菓子を配ってました。その女性が これに懲りないで 里山ハイキングを楽しんでくれれば良いなぁ~と思いました。私は そこで 皆さんを追いこして 急ぎ足で下山しました。


今回 山頂まで登れたので スカッとしました。

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