里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

霞ヶ城公園 ~ 二本松城趾の本丸 ~

自宅に帰り、霞ヶ城公園を調べるまで
ここが 日本百名城で有名な二本松城趾だったことが分りませんでした。


教訓 旅行へ行く時は 下調べは必要。
後で『あぁ~』と悔やんでも後の祭り。


二本松城趾だという事が分らないまま 霞ヶ城公園の頂上を散策したのですが
ブログを書く上で 必要な事を調べたので 概略 説明をします。


高速道路に乗るため 安達太良山ロープウエイから 
麓の二本松IC近くまで下ったところにあるヨークベニマルの駐車場で
『霞なんとかという公園はどこですか?』
と尋ねると 親切に 道を教えて頂けました。


写真の白の矢印方向に 車で小高い山(標高330m)を登って行きました。
頂上らしき場所(1)で車を止め あたりを見回しても何もありません。
バス停があったので 見ると 本丸跡と書いてありました。
一瞬 こんなとこなの? と辺りを見回しても
廃墟みたいな鍵のかかった研修センターがあるだけで...
一瞬ですが 帰ろうかな~という 弱気な文字が頭をよぎりました。


車が1台 やっと通れそうな砂利道があり、
道脇の松の木に A3サイズの看板がぶら下がっていて 
本丸まで車で1分、歩いて3分 の文字が...
胡散臭い感じがしましたが、どうせ ここまで来たんだから行くことに...
青い矢印に沿って進む途中に
大きな堀切らしきものがありました...


対向車が来ると困るので 2の位置で車を止め
橙色の矢印に沿って 先の方に小走りで進んで行きました。
道がUの字の形で 先に 駐車場がありました。
ここで 思いもかけず 要塞のような石垣を目にしました。

正直 ビックリしました。


二本松城跡は 説明板に記載されてますが とても大きな城趾です。
私は 本丸の石垣周辺しか見ていません。
その私が言うのも何ですが、
二本松城の建造をトータルでプロジュースした人物は 凄いと思いました。


本丸だけの観察から 類推ですが、
正面からは 二本松市を一望する事が出来、
裏側からは 安達太良山連峰を望む事が出来ます。
裏側は 急な崖になってますが
来る途中(2)あたりは 攻め込まれやすい地形なので
大きな堀切を設けたんだと思われます。


いよいよ 本丸です。

本丸の 全体図です。
私の想像ですが 本丸は若い建築士に任せたような感じがしました。


話が逸れますが 二本松城の城主は かなりの人が 入れ替わってます。
現代に置き換えると 結構 社長が交代してる会社みたいです。
社長が新しくなると 最初に社長は何をやるのか?
しょうもない社長は 建屋の新築又はリニューアルと
プロジェクトリーダーに 若手の登用をしたがります。


あくまでも 想像ですが 石垣のリニューアルのプロジェクトリーダーに
若手の建築士を登用したんだと思われます。

この石段は狭くて 急な傾斜をしてます。
私の知る限りでは 城趾の多くの石段は 広くて傾斜は緩やかです。
若い人は 気にならないかもしれませんが 先輩方にはキツいです...
気配りが あまり見られません...


石段を登っていくと 枡形虎口がありました。

ここで敵を待ち受けて 有利なポジションで 戦います。
石垣の高さが あまり高くありません。
幅も狭いです。急所を狙い安ですね。


問題は 右側の石垣です。

写真では左側になりますが 幅が狭いですね。
防御の盾の操作がしずらいように思います。
人も あまり多く配置できないようで...


どうかな...


東櫓台です。

素晴らしい設計だと思います。


西櫓台です。

こちらも素晴らしい設計だと思います。


虎口の階段を登ると

『おぉ~』天守台が見えます。


天守台です。

海さんが物想いに耽ってます。



次回 野地温泉に行った帰りは 
二本松城跡でしっかり遊ぼうと思いました。

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