里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

ミンナ トモダチ

大食いするつもりは1mmもありませんでしたが....

      


茨城県天心記念五浦美術館に 海さんと行ってきました。
毎年の春に 花の日本画展をしてます。
私の目的は平松礼二の画です。
日本画ですが 見方によっては 
精密なデザイン画のように見えるので そのセンスが好きです。
以前 海さんが平松礼二の画を見て
『スタンプをペタペタ貼ってるみたいで 私でも簡単に出来るわ!』
と とても酷い事を言うので 
美術展には二度と連れて行かないと思ってましたが、
今回は 綺麗だねぇ~ と言ってたので 
若干 成長したのではないかと思いました。


茨城県天心記念五浦美術館へ行く前に 昼食を食べました。
ネットで調べると『船頭料理 天心丸』が人気があり 
美術館にも近いので そこに決めましたけど...


行くと駐車場が満車で しょうがなく 歩いて5分くらいの位置にある
六角堂(岡倉天心が思索してた建築物)の無料駐車場に車を止めました。


海さんは海鮮丼で 私は天丼を注文しました。
車で待ってると 注文をして30分くらいで料理が出来たと携帯に連絡が入り 
料理を待ってると


海さんが注文した海鮮丼です。



写真では分かりづらいのですが 切り身のサイズが半端なくデカイです...
 


私が注文した天丼です。
料理をテーブルに置くときに ウドの芽がこぼれ落ちました。
手前にあるハサミで 天ぷらを切って食べるみたいですけど。
緑の団扇みたいな野菜の天ぷらの裏側にも 別の魚や木の芽などがあります。
天ぷらを頑張って食べても なかなか ご飯が見えません。


私は6割くらい 海さんは5割くらいしか食べられませんでした。
残りをパックに入れて持ち帰りました。


私は 正直 夜になっても 胃がギブアップでニンジンジュースのみ。
海さんの夕食は 海鮮丼のイカや魚を天ぷらにして ガンガン食べてました。
いつからか分かりませんが 
食べることに関しては 海さんに完敗ですね。💦


次の日の昼食は 天ぷらうどんで 
なんとかフードロスを避ける事ができました。



ここからが メインの話になりますが、その前に 位置関係を書いておきます。


以前 宿泊したことがある五浦観光ホテルから徒歩1分のところに六角堂、
六角堂から歩いて5分くらいのところに船頭料理 天心丸があります。
五浦観光ホテルから車で3分くらいに位置に 茨城県天心記念五浦美術館があります。


五浦観光ホテルと六角堂の間に 洋風の立派な建物があります。
以前 その建物を見た時は 誰も住んでいないように見えました。


六角堂の駐車場から船頭料理 天心丸に向かって歩いてる時に
その洋風の建物から 背の高い外人が出てきました。
全身が黒っぽいラフな服装の男性で 年齢は かなりの大先輩に見えました。
家の前が芝生の庭になっていて とても天気が良く 爽やかな風も吹いていたので
外でランチでもするのかな?
その人は庭にテーブルや椅子を運んでいました。


外人が住んでいたのかぁ~ なんて見ていると、
六角堂の駐車場の警備をしている大先輩の警備員さんに
声を掛けられました。


『今 そこに筑波久子がいるよ!』
『ん.....?』
『女優の筑波久子だけど 知らないの?』
『ん....?有名なんですか?』
『有名だよ! 今はアメリカで映画プロジューサーやってるけど。』
『ん....?分からないです。』
『五浦観光ホテルの娘で 結構 映画に出てたんだよ。
 コロナでアメリカに戻れなくなって 今 ダンナと一緒にいるよ。』
『そうですか....』
『あの外人がダンナで 映画監督なんだよね。』
『そうなんですか....』


申し訳ないけど誰か分からなくて 話が弾みませんでした。


警備員さんと分かれると同時に その背の高い外人がパイプ椅子を持って 
警備員さんのところへ歩いてきました。
警備員さんの肩をポンポンと叩くと 椅子を渡しました。
ズーッと立ちっぱなしの大先輩の警備員さんを見かねて
椅子を持ってきたと思われます。
警備員さんは 最初は とても恐縮してましたが
そのうち お互いが 旧知の仲みたいに
ゼスチャーを交えて 笑顔で話をしてました。


映画監督と警備員さん 
過去の経歴や国籍なんて ぜんぜん 関係ありません。
今 お互いが 同じ立ち位置で 笑い合えるって
素晴らしいですね!


映画監督だって 警備員さんだって
オケラだって アメンボだって
ミンナ ミンナ トモダチ なんだ!

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