外は寒いけど…
すこぶる寒くなってきたので 炬燵を出しました。
浜モンは 最初は普通に座ってますが 徐々に眠くなってくると
炬燵の中に体が埋まって行きます。
眠りにつきそうな顔をして とても気持ちが良さそうです。
ウトウトした状態の時に声を掛けると『静かにして!』と怒ります。
この時のタイミングを見計らって『ミカンを置いとくよ。』と
炬燵の上の少しだけ手の届かない位置にミカンを置きます。
浜モンが 手探りをしながら少しずつ 炬燵の中から体を出してきます。
ミカンを1個掴むと 炬燵の中にスルスルと体が潜って行きます。
食べ終えて 次のミカンを取ろうと炬燵から体を出そうとしてる時に
運動した方が良いと思うので もう少しだけ届かない遠くの位置にミカンの置きます。
今度は 面倒くさいのかミカンを数個纏めて取り込み
炬燵の中に体を潜らせようとしてます。
『だらしないから ちゃんと座って食べたら。』と言っても
「静かにして!』と言うだけです。
ミカンが無くなると『持ってきて。』ですって。
何かに似てるよなぁ~と思いながら 浜モンの寝ぼけ顔を見て気付きました。
『これって 水族館のチンアナゴと同じじゃねえかよぉ~』
私は 去年から インドアからアウトドアに 切り替えました。
以前 出張先の会社の廊下に吊るされた社是を見て
凄いと思い ずーっと記憶に残ってる言葉があります。
~ 健康が全てではない。
が、健康がなければ全てが始まらない。 ~
体もそうですが、心も健康となるように努力をしなければ
何を始めても 何も始まらないと同じだという事でした。
以前は インドア生活で 生活空間が かなり狭まってましたが、
遅まきながら アウトドアを始めて 徐々に 色々と活動範囲が広まりました。
今は インドア生活に戻る気持ちはありません。
学生の頃、先輩に聞いた面白い話があります。
その先輩は陸上の中距離選手で 走り方を教えてもらいました。
『腰を押し出すように歩く。全身の力を抜いて歩く。ただ、両手の小指は丸めておく。
肘は曲げない。自然体で歩く。疲れてきたら 小指にギュッと力を入れる。』
私の今の生活リズムと同じです。
力を入れないで 前に向かって歩く。
疲れてきたら ちょっとだけ 1ヶ所に集中しギュッと もうひと踏ん張り…
チンアナゴです。画像はお借りしました。