里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

タバコを吸わなくなった日 ~ ある雨の日の情景 ~


タバコを吸わなくなった日が 何時だったのか...
全く 記憶がありません。
多分、50代の後半からで 10年くらい経つと思うんですけど...


小田和正のインタビューを TVで見てた時です。
インタビュアーの女性が 
『いつか 綺麗な高音が出なくなると思いますが その時 歌手の引退を考えますか?』 と ぶしつけな質問をしました。


『ヘッ、ヘッ、ヘッ... 
 有り難い事ですが、まだ高音を出すことが出来ます。
 高音が出なくなっても 歌うの好きだから 引退は 公表しません。
 ソーッと 静かに 誰にも気づかれないように
 歌わなくなって 表舞台から消えようと思います。』


ふぅ~ん そうなんだと思いながら聞いてましたが、
インタビューを聞き終えた後、ピーンと来ました。


誰にも気づかれない様に ソーッとタバコを吸うのを辞めてみようかな~♫
なんて 軽い気持ちで 始めたのですが 
それから タバコを吸わなくなりました。
何才の時だったのか?
全く記憶がありませんが 小田和正のインタビューだけは記憶に残ってます。


高校を卒業してから 50代後半まで
毎日 1箱(20本)以上 タバコを吸い続けていました。
 
毎年のように 禁煙を何度もトライしてました。
禁煙する度に 周りや家族に 禁煙宣言をしてました...
が、 全て 禁煙は 3日も持ちませんでした。
禁煙外来に行って 薬も飲みましたが
禁煙外来に行った その夜 タバコを吸ってました。


が、何故か 
誰にも禁煙と言わないのに タバコを吸わなくなったのか?
禁煙と言ってないので いつでも タバコを堂々と吸えてたのですが...
何なの?
自分でも よく分りませんが 今は 吸う気にならないです...


時折 昔の私を知ってる人に 
『禁煙したの?』と聞かれますが、
『イヤッ。 今は吸いたくないだけで...』
と答えてます。


恰好つけてる訳ではありませんが、
この言葉って チョット 恰好良いと 自画自賛してます。


私が 若い頃は 歩きタバコが あたり前でした。
今 歩きタバコをしてる人は ほとんど 見かけませんが...


吉田拓郎の歌の歌詞に 歩きタバコをしてる人の情景が書かれてます。
ちょっと カッコよくて 哀愁があり 惹かれますが、
時代は 変わっていくんですね...


地味過ぎて

地味すぎて 興味ある人はいないんじゃないかと 心配してます...

以前 持方集落の事を書きましたが、棚田の事は 書くのやめようかなと...
だって 出城趾に興味ない人には 超つまんない話ですから...


最初に 棚田を見ようと思いましたが 分らなかったので
先に 持方集落に行き 帰りに棚田を見ようと思いました。


帰る時に ウロウロして 場所が判明しました。
航空写真から想像してた場所は 現実に見た感想は 随分違ったものでした。


航空写真と等高線の入った地図を見ると 
棚田は白河と常陸太田と持方集落の分岐点がハッキリと見える位置にあります。
 

   


想像ですが... X地点には白河から敵兵が攻めてくるのを見張る出城趾があって 
ひょっとして 棚田は 後に 出城趾の郭を利用して作られたのではないか...


以下 X地点の周辺の写真です。
手がかりは見つかりませんでしたが 出城に最適な場所だと思いました。


棚田の脇に こんもりした丘があります。

丘に登るには 逆方向からの道を上っていきます。

丘の家から棚田方面を見た風景です。

丘の上のX地点です。
納屋らしき建物が建っていました。


ここから分岐点が よく 見えます。
何とも言えませんが 第1回調査は ここまでで
引き続き 第2回は もう少し詳しく調べようと思います。


城趾調査に興味を持ってる方だけでも絶滅危惧種なのに
ひょっとしたら 城趾が棚田として利用されてるかも?なんて
想像しながら里山を歩く人間なんて 一人もいないかも...


超 つまんない話に付き合って頂き ありがとうございました。


今日も 防人の歌を口ずさんで 城趾らしき場所を歩き回ってました。