里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

銀河の森 陸別町へ (前編)

陸別町の丘の上 銀河の森天文台にある日本最大級の115cm反射望遠鏡が

設置されてるドームからこんにちわ!

水曜日は大雨の中のカヌーで川下りと知床けもの道のトレッキングを楽しみました。
夜になると 雨も小降りになり 天気予報では 明日(木曜日)は晴れときどき曇り。
計画は午前中 知床五湖トレッキング、昼は羅臼に向けてドライブ/昼食、
夜はナイトシアター(知床の夜 車で動物などの見学)です。
知床五湖トレッキングは良かったです。詳しくは前編、後編にてブログに記載しました。
ナイトシアターも 詳しくは北海道で見た動物たちでブログに記載しました。


まだ記載してない 昼の羅臼へのドライブと金曜日の事を記載します。 
知床五湖トレッキングが終わるとウトロを出発 知床峠に向かいました。

峠から羅臼岳が目の前に見えました。 
風も爽やかに快晴の中 絶好の登山日和ですが 時間に余裕がありません。
景色を見て 満足し 羅臼へ向かいました。

羅臼につくと 最初に寿司屋さんへ直行です。 

回らない寿司、店内に流れる小音量の演歌、これだけで味が5割増し美味しくなり
ゆったりと美味しくいただきました。


道の駅に立ち寄り お土産を買いつつ 羅臼の見どころを現地の人に聞きました。


最北東端まで車で そんなに時間はかからないとの事。
海岸沿いのボコボコ道を車で走ってると 上空にオジロワシが飛んでいました。
崖の上の高い木の上にオジロワシが止まり 下からでは撮影できませんでした。
次 飛び立つのに待ってる訳にもいかず 先に進んでいきました。

 

ここから先は 道がありません。海岸沿いに 小さな漁港がありました。 

一見 長閑な田舎の漁港に見えます。 

少し 引き返した場所にセセキの湯(北の国からのロケ地)があります。 

高台に羅臼の町が一望できる展望台があります。
この小さな港町で 主に漁業を生業として人々が生活をしています。
海の向こうに国後島(くなしりとう)の山並みが見えますが 切ないです。 

ウトロに引き返し途中、熊の湯に寄ってみました。
女湯が板の塀で覆われてますが 男湯は駐車場から丸見えです。
タオルを持ってこなかったので 残念ですが 入浴できませんでした。
私は構わないのですが セキュリティ上 娘が入浴するには抵抗があったので
今回は入浴しませんでしたが ここの湯はとても熱いそうです。
熱いので水でぬるくしようとすると 入浴してる漁師の方に怒られるそうです。


ホテルに戻って 夕食前にホテルから撮影した夕日です。 

明日は 午前中は晴れるが徐々に曇りだし 夕方から雨が降るとの天気予報。


雨が降らないでほしい…
明日の夜 銀河の森の天文台で 夜空の星を見上げる計画なんですけど…


話が長くなりましたので 一旦 終わります。

大雨の中をトレッキング (後編)

知床自然センターでガイドの方と午後2時に待ち合わせ、外は相変わらずザーザー雨。
自然センターの中でコーヒーを飲みながら待っていると
『〇〇さーん いらっしゃいますか?』と大きな声が聞こえます。


体格ががっちりで姿勢の良い先輩が 入り口近くで立ってます。
先輩(ガイドの方)は 地元で生まれ育った方で 現在72歳
高校まで部活がスケートで卒業後 遊覧船で機関士をしながら地元の山岳会に入り
山歩きをして 定年後に知床ガイドと山歩きをしてるとのこと。
体力は見るからに凄くて 羨ましい人生を送られてるなぁ~と思いました。


挨拶をそこそこに先輩の車に行き 雨合羽と長靴を借りて 
自然センターの奥の扉を開け 山のけもの道を分け入って行きました。 

ガイドの方を先頭に 私 最後尾に娘で 歩いて行きます。 

歩いてすぐの場所で 木に寄生してる黒いキノコの説明を受けました。
体に良いらしく バブルの頃は10万円ほどで取引されてたらしく 
今でも 1万円ほどで取引されてるとの事ですが 効能は分からないと言ってました。 

先輩が指さした先に大きな岩があり そこにヒグマが寝てた事があると言ってました。
ビックリして様子を見てたが ヒグマは動く様子はなかったと言ってました。 

けもの道の通りにある木にヒグマの爪痕がありました。こわーッ! 

シカの骨が散乱してました。この骨はガイドの方があちこちで拾ったものを
一か所に集めたもので ヒグマに食べられたものではないと言ってました。
ここでクマに関する豆知識を
クマは木の実や山葡萄などや死んだシカの肉を食べるそうです。
そのため嗅覚はすごく発達してるが 聴覚はそれほどでもないとの事。
クマにあったら死んだふりは 逆に良くないですね…
それと ガイドの方は どなたも鈴を付けてませんでした。
少し歩いては 手を叩いて大きな音を立て、『ホ~!ホ~!』と大きな声を出し
自分の居場所をクマに知らせてました。 

風が強く吹く季節があり それによって あちこちの木が根こそぎ倒れていました。 

森の木に キツツキが掘ったと思われる穴が開いてました。 

暫く歩いていると 突然 森を抜けだし 断崖絶壁につきました。 

ガイドの方が 以前 この崖の下にヒグマが2頭居たことがあったので 
急いで崖っぷちに行って ヒグマがいないことを確認していました。 

下の方を見下ろすと 迫力がありました。 男の涙と呼ばれてる滝が見えます。

絶壁に沿って 歩いて行くと 象の鼻と呼ばれてる場所に着きました。 
遊覧船で 海側から撮影した『男の涙』と『象の鼻』です。   


いろんな場所の木にヒグマの爪痕が付いてました。 

ここはシカの水場です。


ここで ガイドのSさん(女性)と遭遇しました。
どっかで見たことがあるような人だと思ってると 先輩が
『彼女 サーモスの魔法ビンのCMに出てるんだよ。見たことない?』
『本人は出演料は貰ってないと言ってるけど 50万は貰ってるな!』


先輩が 突然 ゲス野郎みたいになっちゃいました。
だって人間だもの!


けもの道を歩いてると歩道に出ましたが そこでシカに遭遇しましたが
逃げるでもなく ジ~っとこちらを見ていました。
大雨で大変でしたが 逆に 人がほとんどいなくて
貸し切り状態で散策をすることができ 楽しい一日を過ごせました。