里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

大雨の中をトレッキング (前編)

霧に抱かれて静かに眠る知床の断崖絶壁からこんにちわ。


前日 富良野の天気は快晴で 歩いてると汗が出るような陽気でした。
が、女満別空港に夜 到着したあたりから 徐々に天気は下り坂。
朝、欣喜湯(川湯温泉のホテル)の窓から外を見るとザーザーの雨。
『なんて日だ!』 


本日のスケジュールは 午前中が釧路川源流のカヌー下り、
午後は知床のけもの道のトレッキングなので ザーザー雨は厳しいっす。


朝 6時過ぎ カヌーのガイドの方からザーザー雨なので
キャンセルしても構わない旨の連絡を受けるが 
他にやることがないのでキャンセルの選択肢はなく 予定通り行く旨を回答。
ホテル近くのコンビニの前で ザーザー雨の中 おにぎりを食べて 集合場所へ直行。


7時前に屈斜路湖の岸に到着すると 予想通りというか 
私と娘とガイドの方の他は 誰もいない。
釧路川源流を貸し切り状態で水の流れに任せ ゆったりとカヌーで下って行った。
一眼レフカメラは水没が怖いので車の中に置いてきて
娘がアクションカメラを私が古いデジカメを持ってカヌーに乗り込んだ。 

カヌーには 娘が前に 私が中央に 後部にガイドの方が乗っている。
物凄く寒く 何枚も厚着をし その上にマウンテンパーカー 
更に その上にガイドが用意した黄緑色の雨合羽を着て 着ぶくれ状態です。
それでも 手はザーザー雨に濡れて寒いです。


スタートしてすぐ ガイドの方から『上を見て!』と。
見上げると尾羽が白い猛禽類の鳥が ゆったりと横切り 高い木の上に止まりました。
『オジロワシですよ!』と興奮気味でしたが しょぼいカメラしかなく撮影出来ず。


源流の水深は 浅いところは膝くらい 深いところでも腰ぐらいです。
水は透き通っていて 黒い塊が 時折 ビューンと水中を通り過ぎます。
ニゴイの産卵時期との事です。
徐々に下って行き 鏡の間に到着しました。 

晴天であれば ここに樹木が鏡のように映る綺麗な場所ですが
ザーザー雨で 鏡のように樹木が映りません。
ガイドの方がここは湧水なので 水中の透明度がすごいので 娘にアクションカメラで
水中を撮影するように勧めました。
娘も かなり撮影してましたが 後で アクションカメラが
まったく動作してないことが分かりました。がっかりです~ぅ…。


ここはカヌーの聖地で 5月の連休の時は 天気が良かったそうですが
すごい数のカヌーが所狭しと 鏡の間に密集し 綺麗に見えなかったそうです。
同じ 見えないにしても 誰もいない貸し切り状態なので 文句は無しとしよう…!


ザーザー雨が原因だと思いますが 水鳥たちが近づいても逃げません。
ザーザー雨が人間の匂いや気配を消していたのかもしれません。
いろいろな鳥を 身近で見ることができました。


最後のあたりで源流が急流になりました。   

釧路川源流を 約7km 2時間強のカヌー下りでした。


ガイドの方は大阪出身で 知床に魅せられて定住し ガイドを10年ほどしてるそうです。
自然が相手なので 毎日 源流の状態が違うと言ってました。
釧路川源流は 人を引き付ける魅力のある場所です。


アクションカメラで撮影出来てなかったのは残念ですが 
釧路川源流をカヌーで川下りの貴重な体験ができました。


知床半島に行く途中 摩周湖の第一展望台に立ち寄りました。 

霧で摩周湖が全く見えません。
私が子供のころ流行っていた『霧の摩周湖』の歌詞を思い出しました。
♬ 霧に抱かれて静かに眠る~♬ の出だしで歌が始まります。
摩周湖を全て 霧で包み込んでいます。スゲー!


知床のウトロで昼食を食べました。普段は なかなか食べられない海鮮丼にしました。

   

私が三色丼で娘がウニ・イクラ丼です。


昼食後、知床自然センターに行きました。
ここでガイドの方と合流し 森林のけもの道をトレッキングします。
長くなりましたので ここで 一旦 終了します。

NO UNKAI ですって!

娘と二人で 5/27(月)から5泊6日の北海道旅行へ行ってきました。
朝 娘から飛行機が1時間遅れてドイツを出発すると連絡がきて 嫌な予感。
前回の九州旅行の時も 飛行機が1時間遅れ、羽田でも1時間遅れで
私は大分空港に先に行きレンタカーを借りて 時間潰しで空港周辺をドライブしてましたが 今回も同じような事をするのかと 嫌な予感が。


でも 今回は ほぼ定刻通りに羽田に到着し 羽田で合流し千歳空港へ。
レンタカーを借りる時に ラーメン大好きそうな受付のお兄さんに 
千歳でお勧めのラーメン屋を紹介してもらいました。 

紹介してもらったラーメン屋『一騎』に入ると 北海道のソウルフード  

味噌ラーメンと餃子を食べました。美味しかったです。
本日の宿泊先 トマムの星野リゾートに向かいます。

 

山の中に 細長いタワーが建ってます。
ここで雲海が見られると良いんですが 連日 暑い日が続き 難しい状況です。
早朝 ゴンドラに乗って山の上の方(標高1000m以上)に行きます。

 

かなり高いところまで来ました。宿泊したホテルが小さく見えます。 

運が良ければ この橋の下を雲海がゆったりと流れてる筈でしたが 

連日 暑い日が続いたので 雲海を見ることが出来ませんでした。残念! 

ただ ここから見る山並みは綺麗で 良かったです。 

ホテルに戻ると TV画面に NO UNKAI と表示されてました。


食事を済ませて富良野に向かいました。
富良野の展望台~北の国からのロケ地は 前回ブログに書きましたが、
その後 青い池~十勝岳望岳台へ行きました。


青い池は道路沿いにありました。
大きな駐車場があり 観光バスが数台止まっていました。
駐車場から数分歩いたところに青い池がありました。 

人が沢山いて 中国語が飛び交っていました。
風景は悪くないのですが 人がゴタゴタしてたので 先の端っこに行きました。 

端っこに川が流れていて 奥の方に十勝岳が見えます。
正直な感想は 大きな駐車場と中国語が飛び交う雰囲気は 厳しいです~ぅ!
早々に 十勝岳望岳台へ向かいました。 

雪も残ってるし 人もそれほどいないし でも… 暑いです~ぅ!! 

雪のあるところまで 歩いて行きました。
駐車場の側面に積もった雪が解けて 駐車場に川のように雪溶けの水が流れてます。
時間があれば 十勝岳に登りたかったのですが 後の知床のトレッキングの為に
体力温存しなければならず 心残りですが 十勝岳望岳台を後にしました。


夕方 千歳空港を出発 女満別空港へ19時35分に着きました。
オホーツクビアファクトリーで遅めの夕食を食べました。
塩焼きそばは美味しかったのですが 鹿肉のハンバーガーは… ん… 好みも…


食後 宿に向かって車を走らせましたが ほとんど対向車もなく
キタキツネやシカに出会いました。
特にビックリしたのは 道路わきの歩道に馬鹿でかいシカが
ヌーボーと立っていて ライトに照らされても微動だにせず 
ジ~っと こちらを向いてる姿を見たときでした。
シカと車がぶつかったら 車はボコボコに壊れるけど シカは何事も無かったかのように
その場を立ち去るので シカには注意をするようにと言われてました。


夜11時過ぎに 本日の宿 川湯温泉の欣喜湯へ着きました。
早速 温泉へ入りましたが 脱衣所に張られたポスターに
2週間で5寸釘がボロボロに溶けて無くなっていく写真がありました。
3段くらいの湯舟になってましたが さほど熱くもなく 長湯をしました。
いい湯ですよ~♬


明日からの知床トレッキングの為に 十分 温泉につかり 爆睡しました。