里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

組長は つらいよ!

先週 敬老会のお手伝いをしてきました。
だって、組長なんですから!!


私の地区は 今年は4名の方が敬老会に出席、14名の方が欠席しました。
敬老会は自治会主催で コミュニティーセンターで開催されました。


敬老会の1週間前 75歳以上の方の家へ訪問し 敬老会の出欠を確認しました。
多くの方は想像通りの対応でしたが ある方の家に訪問した時、
『行きません!』と一言、 ドアを強くバタンと閉められました。
このような対応をされると切ないですねぇ~…


敬老会の当日、自治会全体で80名ほどの方が出席されました。
私はアトラクション担当になりました。
アトラクションといっても ほぼ カラオケですけど。
壇上まで案内する係、カラオケの曲をセットする係、マイクを手渡す係の中から
マイクを手渡す係をすることになりました。
最初にカラオケを歌う方が待合室のドアを開けて出てきました。
私は目が点になりました。
豪華なドレスで着飾り ほぼ真っ白な顔と真っ赤な口紅の女性が現れました。
首回りや手の皺を見ると 年齢は推定できましたが、
始めてみる別世界がそこにありました。
ミラーボールがキラキラでも 可笑しくないような世界でした。
次の人も その次の人も豪華なドレスで 歌の力って人を変える 凄いですね…
エコーをMAXにして 聞いてる皆さんも 一緒に口ずさんだりして。


それから 着物を着た5人の民謡のユニットの出番になりました。
男性3人、女性2人で 女性が民謡を歌い、男性が尺八、三味線、太鼓で演奏しました。
最初の女性が民謡を歌った後、次の女性がツカツカとこちらに小走りで来て、
『エコーをかけないでよ!民謡はエコーなんてしないんだから!』
強い口調で言われました。エコーとか音量はいじると みんなが好き勝手な事を
言い始めて大変だから そのままにして置くようにと言われてたんですけど…
『怒られてもなぁ~。民謡はエコーをかけないなんて知らないしなぁ~』
カラオケの曲をセットする係と 顔を見合わせて困ったもんだなぁ~と。
民謡はエコーをかけない。・・・勉強になりました。


またカラオケに戻りましたが、一人だけキーを少し下げてテンポをゆっくりにしてほしい
とリクエストがあり、そのようにセットをしました。
その方が歌いだしてから少しして こちらを見て『キーが少し低いなぁー!もう少し
高くしてくれる。』と言われるので、言われた通り元に戻しましたが、その方の歌が
曲より早く進んでいて 嫌な予感がしてましたが、歌い終わると『おい!曲が遅くないかい?!』と壇上から こちらを見て言ってます。
次の人が壇上に来たので その方のクレームは終わりましたが、なんとも…。


私は このアトラクションを見るまでは 敬老会なんてしない方が良いのかなぁ~と
思ってましたが、人によっては 1年に1度の発表会なんですね。
とても大事なイベントで参加したい人もいるんだなぁ~と感じました。


敬老会に出席しなかった方たちに お祝い品を届けるのも組長の仕事です。
地区内の自治会未加入者へも市からのお祝い品(菓子セット+紅白饅頭)を届けます。
多くの方は それなりの対応ですが、ある方は『いらないから持って帰って!』と
受け取ろうとしません。
私個人も菓子セット+紅白饅頭なんて 欲しい人なんていないよなぁ~と思いながらも
でも、仕事だから届けているだけなのに 辛いです~。


敬老会を待ち望んでる人もいれば 不愉快に思ってる人もいて 人それぞれですが、
取り合えず 難関をクリアーしたのでホッとしてますが、
『いきません!』や『いらないから持って帰って!』という言葉が
私の小さなガラスの心に突き刺さって 立ち直るのに時間が欲しいです。


          他山の石にします。

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