里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

ファイト

来週 里山に行ってきます。
自粛で家の中 ナマった体に鞭を入れてきます。

今朝 海さんの携帯が鳴りました。
海さんのパート先で 急遽 休みの人が出たらしい。
海さんは 何故か 休みの人がでたときの調整役を引き受けてるようです。
海さんは Aさんに電話をかけました。
『突然だけど 今日 仕事に出られる?』
『良かった。じゃあ、お願いします。』
海さんは 最近 いつも休みの電話がかかってくると Aさんにお願いしてる。
『いつもAさんにお願いしてるけど大丈夫なの?』
『Aさんは仕事を欲しがってるし 一生懸命仕事をやるから気持ち良いんだよ。』
『Aさんって 名前聞かないけど 最近 入ってきた人なの?』
『この前 面接した人だよ。あんたが 昔 ヤンチャしてたのかな?
 と言ってた人だよ。』
そういえば 確か履歴書を見て 中卒だったので オヤッと思い
私は 勝手に 昔 ヤンチャしてたと思い込みをしてたと思います。


海さんが言うには 
Aさんは父親が働かない人で 小さいころお母さんが家を飛び出し
それからは父親とお姉ちゃんと暮らしてたとの事。
小学校の時に 先生に服を貰ったり
遠足の時に 先生からお菓子と弁当を貰ったりしてたそうです。
ドラマみたいな 本当の話です。
お姉ちゃんが中学を卒業するとスーパーで働き
本人も中学を卒業すると 同じスーパーで働いたそうです。
結婚をして ご主人の仕事の関係で こちらに来るまでは
ずーと同じスーパーで働いていたそうです。


海さんがいうには
誰よりも仕事に一生懸命に取り組み 分からないことは聞いてメモするそうです。
誰よりも前向きに 気配りもしっかりできてて 一緒に仕事して楽しいと。
だから 一番の新人だけど 誰よりも信頼出来るって…


生い立ちで 人を判断するのは間違ってますが…
凄くないですか!


人生は最悪でもプラスマイナスゼロ…


運が良いとか悪いとか、神様がいるとかいないとか、
そういうことではないと 思います。
一生懸命生きていれば 必ず 誰かが見ていると思います。


人生は最悪でもプラスマイナスゼロ…


吉田拓郎が唄っていたファイトは 作詞作曲が中島みゆきだったんですね。
『ファイト』と言うとき 妙に 押し殺したように歌ってたので
何だろうな?と 思ってましたが…
時折 youtubeで聞いています。


ファイト  中島みゆき


あたし 中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた
女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている
ガキのくせにと頬をうたれ 少年たちの眼が年を取る
悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる


私 本当は目撃したんです 昨日 電車の駅 階段で
ころがり落ちた子供と 突き飛ばした女の薄笑い
私 驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった
ただ恐くて逃げました 私の敵は私です


ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながら のぼっていけ


暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼっていく
光ってるのは傷ついて はがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて 魚たちのぼっていく


勝つか負けるかそれは分からない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました


ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながら のぼっていけ


薄情もんが田舎の町に あと足で砂ばかけるって言われてさ
出てくならおまえの身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにして やっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京行き


ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながら のぼっていけ


あたし男だったらよかったわ 
力ずくで男の思うままにならずにすんだかもしれないだけ 
あたし男にうまれればよかったわ


ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えていく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいていく


ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながら のぼっていけ


ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながら のぼっていけ


ファイト!


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