里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

里山で春を採る

ベランダに出ると ひんやりした風が頬をかすめました。
空は青く澄みわたり 白い雲の輪郭がクッキリしています。


そうだ!
里山に行こう!


て言うか、里山を流れる小川の土手で 
野鳥撮影と菜の花を採ろう!


海さんに言うと 
『菜の花はちょっと早くない?』
『だよね。菜の花が咲くのは 3月中頃かな?』
『まだ真冬だし たぶん 枯れ草しかないよ。』
『そうかもね。でも 人間と同じ 慌て者の菜の花がいるかも。』
『行くの?』
『蕾状態の菜の花が 陽だまりにあるような気がする。』
『私も行きたい!』


里山に向かう途中 車のフロントガラスに
水滴がポツポツ当たっては消えるので


『雨かなぁ?』
『天気良いし 雨じゃないよ。』
『この水滴はなんだ?』
『飛行機から垂れ流してるんじゃないの?』
『発想が下品だな。人が住んでる上空で そんなことしないよ。』
『それもそうだね。』


信号機が赤になり 車を止めると
粉雪が パラパラ 春風に乗って 舞っていました。


毎年 里山の菜の花が一面に咲き誇る
里山を流れる小川の土手に到着しました。
予想通り 土手は 全て枯れ草に覆われてましたが
ところどころに 緑の葉と黄色の花が点在してました。


里山は気温が低い~♫
小川が流れる土手の上は 風を遮るものがなく 
『サ~ミ~ィ~!』
私は 野鳥を探しに 土手の上を歩いてました。
海さんは 土手の傾斜した陽だまりで 菜の花を探してました。


粉雪がポツポツ舞い散る中 
私は寒すぎるので 早々に 車の中に撤退しました。
海さんは 黙々と 土手の傾斜面で菜の花探しです。


暫くして 海さんも車に中に撤退しました。
オーバーのポケットに 両手で掴めるくらいの菜の花が入ってました。


昼食は 菜の花のスパゲティで 
味付けは ふきのとうのペーストです。

ふきのとうのペースト作りは 
ふきのとうの頭とシッポを切って
すぐ熱湯に入れ茹でて お湯を切って
すぐ オリーブ油で炒めてかき混ぜ
ふきのとうを よくほぐして 水分を飛ばします。
手頃な容器に移して その上から オリーブ油を追加します。
手際よくすれば ふきのとうの若草色がそのままの状態です。

ふきのとうで味付けた 菜の花のスパゲティです。


春の香りと
菜の花の独特の春の苦みと
それでいて ほんのりとした菜の花の甘さ 


もう そこまで 春が来ています!


×

非ログインユーザーとして返信する