里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

銀河の森 陸別町へ (後編)

どこまでも続く長い一本道 遠くに見える海を越え 
           その先の青い空に突き刺さってるようで…


ひんやりした心地いい風が頬をかすめ 真っすぐな道を見ると1台も車が走ってない。
偶然 通りかかった『天に続く道』のベンチに座り ボーっと眺めてました。


本日(金曜日)のスケジュールは 午前中が船クルーズでカムイワッカの滝航路
途中 観光と温泉を楽しみながら 夜 陸別町の銀河の森天文台へ。


当初は漁船で知床岬先端まで行く計画でしたが、私が過去に船釣りに3度乗船して3度とも
ダウンしキラキラをしたことから 旅行前に漁船で3時間から大型観光船の1時間半に変更し途中のカムイワッカの滝で引き返しましたが 実際はそれほど波はたってなくて 漁船でも知床岬の海岸をトコトコ走っても大丈夫だったのかなと思いました…。         

自然が作り出す造形美は 個性があり 見ていて飽きないですね。


船から降り 車で陸別町に向かう途中 『天に続く道』の案内板がありました。
観光客は1組が来ただけで 陸地に入った長閑な場所にありました。 
小さな鳥が数羽 『天に続く道』を横切って飛んでいきます。
どこからか 鳥のさえずりが微かに聞こえました。チッ、チッ、チッ… 

車を止めて あたりを見回すと ゆっくりと時計が進んでいるような錯覚です。 

地元に住んでる方は 当たり前の光景ですが 私にとってはご褒美の景色です。 

この景色は 観光地以上に見とれてしまいます。 

道路沿いの何気ない農場の一角ですが 吸い込まれそうです。


阿寒湖の奥の方にある小さな湖 オンネトーを目指します。   

雲行きが怪しくなりました。ここでは1組だけ 観光客がいました。
風が強くなり 水面が波立って 水面に綺麗な景観が写りませんでした。
このあと 近くの野中温泉に行きました。 

山の中のポツンと一軒温泉宿(日帰り入浴料350円)です。
地元の人が数名 入浴してました。内湯がめちゃくちゃ熱いです。
誰も入浴した位置まで体が真っ赤になり 多分 低温やけど状態です。
露天風呂は ちょうど良い湯加減で 少しウトウト眠ってしまいました。
洗い場(シャワーなど)など無くて トイレは裸電球の純和式です。
近くの火山が噴火した時の写真が渡り廊下に飾ってありました。
いい湯です。


この後 ラワンブキ鑑賞ほ場に行く予定でしたが道が砂利道になり諦めました。
ラワンブキは 大きくなると人間の背丈ほどまで成長し『北の国から』の
雨のシーンで 純がラワンブキを傘代わりにして ザーザー雨の中
走って家に帰るシーンがあります。
あまり大きくありませんが 道端のラワンブキを撮影しました。 

陸別町では1階が駅舎と道の駅で2階が宿泊施設となってるところに止まりました。 

夕方から 徐々に雨足が強くなってきました。
天文台で星を見るのは無理だと思いましたが でも 折角だから天文台へ。 

私と娘と天文台で働いてる人以外は 誰もいません。
昨日は晴天だったので 10組ほど来場者がいたそうです。 

研究員の説明によると この望遠鏡 2億円するそうです。
この石頭鉄男は『雨の日は 絶対に使えない』と言ってました。残念です~ぅ!


宿泊先の脇の駅の風景です。        

帰りの朝(土曜日)の風景です。
昨日の雨が嘘のように 晴れ渡ってます。 

陸別町を後にして女満別空港に向かいます。 

時間があったので 網走湖に立ち寄りました。 


今回の北海道旅行は色々な事がありましたが トータルで良かったと思います。
目的だった綺麗な風景の中のトレッキングと『北の国から』のロケ地、それと
物差しのmm単位のメモリなんていらない風景を十分 楽しめました。


娘と二人で旅行 いつまで行けるか分かりませんが、
それには日ごろから体を鍛える事が必須と思うので
日ごろの里山ハイキングを続けていこうと思います。 


これで 北海道旅行に関する話は終了です。

×

非ログインユーザーとして返信する