ゆるい午後にGO7GO

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

少しだけ 辛い…

今年から町内会の副組長になり、市報を 町内会の各家を廻り 配っています。
市報を配っている途中でしたが Kさんの家の前で 
突然 車のクラクションが何度も鳴り続けました。
続けて 4~5回は 鳴ったと思いますが、何のことか分からないまま
ビックリして Kさんの家の方を見ました。
見るとKさんの奥さんが車に乗ってクラクションを鳴らしている先に
Kさん宅の前のアプローチに 一目で弱者と思われる女性が 
オドオドとびっくりしたような目をして立ちすくんでいました。
Kさんは この後も その弱者と思われる女性が後ずさりして帰って行くまで
数度 車に乗ったまま クラクションを続けざまに鳴らし続けました。
弱者と思われる女性がその場を去った後 Kさんは車から降りると
去って行った女性の方向を一度も見ることなく 家の中に入って行きました。
私は Kさんの奥さんが家の中に入るまで ずーっと見ていました。


私は 以前 その弱者と思われる女性を見たことがあります。
その時の状況が 鮮明に思い出されました。


まだ 少しだけ寒い春先で 風は吹いてなく 太陽の光でポカポカしてた日です。
浜モンと二人で 家の中にいて ボーっとしてました。
たまたま 我が家の門が開いていましたが そこから女性が入ってくるのが
窓のカーテン越しに見えました。
一目で弱者と分かる服装と体の動き方でした。


その時の 私と浜モンの会話です。
私『誰か来たよ!何の用だろう?』
浜モン『あれっ…?』
私『あの人 誰?』
浜モン『知らない…』
門から入ってきて 玄関の所まで来ました。
玄関の戸を開けるではなく、玄関前の階段になってる所に腰掛けました。
玄関の階段の所は 太陽の光が降りそそいでいました。
私『玄関前に座っちゃったよ。どうしよう?』
浜モン『・・・・・』
私『玄関のカギをかけてくるよ。』
浜モン『カギはかけなくていいよ!』
私『どうしよう…』
浜モン『歩き疲れて 座ったんじゃないの?』
私『そうなの?それにしても…』
浜モン『もうちょっと待ってみれば。』
浜モンは キッチンの方へ行ってしまった。
私は 心配でじーっと見ていました。
すると 暫くして その女性は立ち上がり 門の方に向かって歩き出し、
一度 振り返ってこちらを見た後、門から出て行きました。
キッチンに居る浜モンに声を掛けた時の浜モンの返事です。
私『帰って行ったよ!』
浜モン『歩き疲れてたんだよ、きっと。』


Kさんは 以前 ある会社の社長をしていました。
社長をしてた態度を見せることなく とても腰が低く 気さくな方です。
ですが、Kさんの奥さんは…
あの態度は ひどすぎますよね。
動物じゃないんですよ!
人間なんですよ!
いくら自分の家のアプローチに入ったからといって、
無言でクラクションを鳴らし続け 追い返すのは ひどすぎる!


私は この時 見て見ぬふりをして家に帰るのが なんか卑怯なような気がして
Kさんの奥さんが家に入る最後まで その場に居て 見続けました。
でも…
見てるだけで 私は 何もすることが出来ませんでした。
なんか よく分かりませんが 少しだけ 辛いです…



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