ゆるい午後にGO7GO

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

名残り雪

     


かぐや姫の名曲と言えば名残り雪だと思う。
駅のプラットホームで汽車を待っている時に、
春だというのに季節外れの雪が降ってくる。


 手のひらに
 季節外れの
 雪が舞う


また、最後のサビの部分で『去年よりずっと君は奇麗になった』という
部分は、君とうまく話せなくなったもどかしさも含まれてるように思う。


 凛として
 背筋伸ばした
 君眩し


会社に就職が決まり、髪形、服装、靴などすべてがキリッと変わると、
 何だか今までと違って、カッコよく見えてきたりする。
中身は同じはずなのに、雰囲気にのまれ、
去年と何も変わらない自分は黙ってしまう。
とても、切ないいい曲だと思う。


就職が人を変えると言えば・・・


回転寿司に入ると向かいのボックスに母、兄、妹と思われる
家族が座っていた。
 母親は明らかに買ったばかりと思われるカーデガンを着ていた。
 兄も新しいスーツとネクタイをしていて、
印象としては、 兄が就職して初めての給料日に、
母親にカーデガンをプレゼントした後、
この回転寿司に来たのではないかと思われた。
まだ、少しだけやんちゃな面影が残っている髪形の兄が妹に、
 「何でも食べてね。」と言ってるが、妹はお母さんの腕をつかんで
 キョロキョロあたりを見回して落ち着きがない。妹は兄が、
あまりにも良いお兄ちゃんにいきなり変わりすぎて
戸惑っているのかもしれない。
お母さんの眼は潤んでキラキラしていた。

この家族を見て見ぬふりで寿司を食べ終え席を立つとき、
この家族がいつまでも幸せでありますようにと心から思った次第である。


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