里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

天気予報では降水確率80%でしたが…

私と浜モンが 丸一日 空いてる日を調べたら 6月28日だけでした。
これを逃すと ニッコウキスゲは 今シーズンは終了してしまいます。
思い切って 『明日 ニッコウキスゲを見に行こう!』と前日に言いました。
『行かない!』とも『行く!』とも 返事がありません。少し間があって、
『天気は大丈夫なの?』と聞くので『問題ないよ!』と答えました。


『明日の朝早く出かけるので 準備は今日中にしといてね。』と言って
早々に 天気予報をチェックすると、目的地周辺は28日だけ降水確率が80%です。
何で…??? 28日の前後は何日間も晴れまたは曇りなのに28日だけ雨って 何故?


28日の早朝に起きて家の外を見ると どんよりとした曇り空です。
準備を済ませ 朝5時に家を出ました。
コンビニで おにぎりとお茶を購入し 高速に乗って目的地に向け 車を走らせました。
すると直ぐに ポツポツと雨の滴が フロントガラスに当たります。
浜モンは ムシャムシャとおにぎりを食べながら
『雨なんじゃないの?雨が強くなったら温泉に行く?』
と言いますが、目的地の方向は 厚い雲の僅かな隙間から青空が見えてます。
『大丈夫だって! ほらぁ~ あそこに青空が見えるだろう!』と言いましたが、
現地は降水確率80%なので かなりのザーザー雨だろうなぁ~と不安だらけです。
浜モンは食べるものを食べて 言いたいことを言って 助手席で寝始めました。
とても羨ましい性格をしています。


高速を約3時間かけて 目的地の近くに着きました。
曇り空ですが 時折 強い陽射しが差し込み 雨は大丈夫そうです。
気象庁がスパコンを使って調べた降水確率80%の天気予報ですが、
私の直感の『雨なんて降らねえょ!』の方が 当たっちゃったのかな?


山の方へ坂道を登ると 広い駐車場があり、金沢峠行きのバスが待機してました。
駐車場に車を止めると女性が走ってきて 
『今 バスが出るので 乗るんだったら急いでください!』と言った。
浜モンと二人で 慌ててバスに乗り込んだ。

 

 バスはクネクネした坂道を登って行きます。 

金沢峠に着き 登って来た方向を見ると 雲が湧いてました。 

反対側には 今日の目的地 雄国沼が見えます。 

早速 雄国沼に向かって歩いて行きます。 

浜モンは かなりのハイスピードで歩いて行きます。 

背中で『ヘロヘロ歩いてんじゃないわよ!』と言ってるようです。早い… 

雄国沼に近づきました。 

ニッコウキスゲが咲いています。 

結構 大きな花ですね。 

雄国沼湿地帯に到着しました。 

今日は 人がほとんどいません。
何故ならば 天気予報で降水確率80%だからだと思います。
簡単に諦めちゃダメだよ!

『雨なんて降らねえよ!』と念じれば スパコンだって予測ミスするから! 

木板の道の右側(山側)です。 

浜モンは 夢中で写真を撮ってます。 

ニッコウキスゲのアップでしょうか? 

自撮りでしょうか? 

向こうの山の写真を撮ってる? 

人がほとんどいなかったので 楽しめました。

楽しんだ後、雄国沼湿地の周囲を散策しました。 

時がゆっくりと進み サーッと風が吹き抜け ウグイスの鳴き声が聞こえます。

『ケキョケキョ ホ~ホケキョ』あまり上手な鳴き声ではありません。 

金沢峠付近で 雄国沼湿地帯に群生するニッコウキスゲ全体を眺めました。 


しつこいようですが、先輩が奥さんに『雄国沼にニッコウキスゲを見に行こう!』と
誘ったところ、奥さんに『私 忙しいから行けない!』と断られました。
先輩は『奥さんにフラれた!』と言ってました。


先輩に一言 申し訳ない…


        ~ 私、フラれませんから!  by 大門育男 ~


雄国沼湿地帯の反対側は まだ 雲が湧いてるようです。

駐車場で車に乗り込み この後どうするか相談 
時間も早かったが 折角だから喜多方ラーメンを食べようという事になった。
来た道を引き返し始めようとした時に 急に土砂降りの雨になった。

来るときは気づかなったが 『恋人坂』と書いた小さな看板が立っていた。 

まこと食堂でラーメンを食べる事にした。 

食べてる途中で写真を撮ってない事に気づき 慌ててラーメンの写真を撮った。
私は この普通のラーメンで 普通に美味しいのが 一番好きです。

ラーメンを食べ 家路につきました。
高速を車で走ってると 浜モンは満腹と睡眠不足で 眠りにつきました。
助手席から 微かに 寝息が聞こえます。


私は 眠くならないように 鼻歌でチューリップの『心の旅』を口ずさみました。


   ♬ もしも許されるなら 眠りについた君を
         ポケットにつめこんで そのままつれ去りたい ♬

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