里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

娘と二人 阿蘇に行く 3日目

竹田岡城跡の見学が終わり 宿泊先の黒川温泉に向かった。

山みず木という旅館に到着すると 早速 温泉へ直行。 

風呂上がりに 娘と二人でビールを一杯。
このような時が 来るなんて夢にも思ってませんでしたが…。

山みず木は内風呂が2ヶ所、露天が1ヶ所あり、露天の脇に渓流が流れていて、
夜は照明が奇麗で せせらぎの音を聞きながら ゆったりと温泉に入ることが出来た。
露天に浸かってウトウトしてる時に 昔のことを思い出しました。


娘が幼稚園生くらいの時に デパートの洋服売り場で 走り回って言うことを
聞かないので浜モンが娘の腕を捕まえて引っ張ったら 娘は脱臼しました。
会社から帰ると浜モンが私に脱臼の出来事を説明し 私からも注意するよう言いました。
娘を隣の部屋に連れて行き 二人になって、娘に『痛いの?』と聞くと、
娘は目に一杯涙を浮かべてうなづきました。
『洋服売り場のフロアーを走りたかったの?』と聞くと、
首を振り 一生懸命 説明をしだしました。
小さいので 知ってる単語が多くありませんが、一生懸命に説明します。
じーっと目を見つめて 涙をためて 私に訴えてる姿が 愛おしくて たまりません。
『そおか。』『そうなの。』と私が言うたびに 目に溜まった涙が一筋 流れます。
娘が落ち着くまで 最後まで聞いた後、
『海に行こうか?』と誘うと 娘が頷きました。
『お母さんを怒ってやるからね!心配しないで!』
と娘に言うと 二人で玄関で靴を履いて 浜モンがいる部屋に向かって言いました。
私 『腕を強く引っ張るな=!反省しろ!逃げろ!』
娘 『腕を強く引っ張るなー!逃げろ』
娘と二人で 私が良く釣りに行ってた磯場に行きました。


娘と二人でビールとは…


朝、阿蘇パノラマラインを通って 草千里を目指した。

途中 休憩したが 涼しい風が吹いていて 気持ちが良かった。 

牧草地のように木がほとんどない地域に出ると 牛が沢山いた。 

遠くには 馬の親子が見えた。
このような まったりとした光景は 今まで見たことがなかったので

暫くの間 時間を忘れ見ていた。 

牛が近くに居たので近づいてみたが 牛はこちらをチラッと見ただけでその場にいた。 

適当生活さんのブログで見た風景と同じだ。

心が洗われるようである。 

しばらく行くと 草千里についたが 向こうの山の紫色はツツジの花のようだ。 

空に白い雲がモクモクと上がっている。阿蘇の火口である。 

火口に行くとロープウエイは壊れていて 車で火口近くまで行くことにした。

石で造られたシェルターが点在していた。 

火口からは モクモクと白煙を上げていた。 

迫力が違う。去年、山の稜線の絵を描いたが、デッサンまでで色を塗っていない。
ここは 同じような色なのかなぁ~と期待していたが、ちょっと違うかな~

もう少し 調べてから色を塗ることにする。水彩は一発勝負だと聞いてたので… 

ロープウエイの建物がボロボロに破壊されていた。

阿蘇の噴火によるものか 震災によるものか分からないが 修復は厳しそうに見える。 

阿蘇の見学は終わって 高千穂峡へ向かった。 

昨日に引き続き 本日も気温が高い状態でした。

九州限定 ブラックモンブランを食べました。 

高千穂峡に着くとボートに乗りました。
ボート乗り場の前の川幅は広いが 奥に行くに従い 徐々に川が狭くなります。
カップルのほとんどが この広い場所をクルクル回って 先に進みません。
何時まで経っても先に進まなくて困ってるカップルがいましたが、
この後 喧嘩にならないか 心配してしまいます。
利き腕の方が漕ぐ推進が強く 利き腕と逆の方に回り 前に進まないのが原因ですが… 
高千穂峡へ行くときは 事前にボートを漕いで練習してから来た方が良いと思います。
ご年配の方でスイスイボートを操ってる人に 周りから『すごい』の声がありました。

少し進んだところに 滝が流れています。

景色は良いのですが、漕ぎ方によっては 勝手にボートが滝の方へ行ってしまいます。 

夏は涼しいと思います。 

上から見たところです。 

高千穂峡から武雄(佐賀県)に向かう途中に立野ダム建設中の看板があったので、

立ち寄ってみました。どこがダムの建設途中か分かりません… 

予定より随分時間が遅れてしまいました。
宿泊先の夕食の時間にリミットがあるので、これから先のスケジュールを全部カットし

宿に直行しようと思いましたが、寂心の楠だけ見ようという事になりました。 

公園の一角に巨木がありました。この巨木に圧倒されました。
公園には若いお母さんと子供が一人、他にはヘルメットを被った男性が3人いました。
一人がドローンを飛ばして ほかの二人が何かを見て指示をしていました。
NHKで巨木の特集をするので 撮影をしていると言ってました。

ひょっとしたらNHKの巨木の特集に 私たち親子が映ってるかもしれません。 

根っこです。生命力を感じました。 

      

  

振り返って もう一度 巨木を。 

巨木を見終わった後 武雄に直行しました。


ここで いったん終了します。

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