ゆるい午後にGO7GO

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

『長生きすると思うよ。』・・・ですか。

吉田拓郎の”ある雨の日の情景”をテーマにブログを書こうと思ったが、
この透明感溢れる曲にあった写真がなかなか撮れない。
多分、このような場所は何処を探してもないのかもしれない。
水彩画では表現できると思うが、単純に水彩画の技術がないので無理だし。


ひょっとしたら 浜モンが 以前 娘の暮らしているところに旅行に行った時の
写真の中にあるかもしれないと思い探してみた。
探してみたが 私のイメージに合う写真は見当たらなかったが、
1枚だけ面白い写真が出てきた。



ルーブル美術館の”モナリザの微笑み”の絵の前で多くの方が立ち止まり写真を
撮っている時に、警備員が柵の後ろに下がるように指示をした。
その時 誰もが下がったのに、浜モンだけ下がらなかったとのこと。
それを見た娘が 浜モンを撮った写真で、矢印を見れば
まさに 太平洋沿岸で育った女の負けん気の強さがうかがえる。
この写真を私に見せ 娘が一言、


『長生きすると思うよ・・・。』


『そうだね・・・。』と答えた事を覚えている。


 浜モンは
 我が道を行く
 てやんでい


水彩画で思い出すのは娘が中学校の時、美術で絵の具関連一式を持って
学校に行くのに 何故かスーパーの袋にボロボロの絵の具を入れて学校に
行こうとしていた。その光景を見て 私は思わず
『どうしたの?絵の具がそれなの?』と聞くと、浜モンが
『これで娘がいいと言ってるからいいでしょ。』と横から口をはさむ。
私は型からはいるタイプなので、しっかりした箱にはいった絵の具を
会社からの帰りにでも買ってきてやろうと思い再度、
『絵の具はこれでいいの?』と娘に言うと、娘はアッケラカンとして、
『別にこれで絵が書けるからいいよ。』という。
これを言われると 父親としては”参っちゃうんだよね”と同時に、
浜モンは ほんとの鬼じゃないかと思った。
この時の光景は 20年以上経つけど 今でも鮮明に覚えている。


※ 浜モンは ほんとの鬼ではありません。



『無縁坂』の歌が聞こえる

私は週4~5回 この森で約1時間ほど 散歩をしている。



アップダウンがあり 前半は早歩きで坂を登って行けるが 
頂上あたりになると 急にペースダウンしてしまう。
年齢的なものと言えばそれまでではあるが、
頂上近くにある大きな木を見るとほっとしてしまう。
嫌で散歩をしてるわけではないが・・・


ここからは 山道になり 階段の上り下りが多くなる。



階段が近づくと 何故か 学生の頃に後輩が歌っていた『無縁坂』を思い出す。
決して歌がうまい訳ではなかったが 何故か後輩の歌が・・・



また、この道を歩くと同時に 故郷(日本海側の平野)も思い出してしまう。
歌と同じで、ため息をつきながら家の前の坂をゆっくり登っていた
母の姿も思い出す事がある。


 無縁坂
 一歩 また一歩
 母あゆむ


歌のサビの部分の しのぶ しのばず 無縁坂・・・ときて
最後の 母の人生 の部分が特に私の母とダブルものがあったりして・・・。



 木漏れ陽が
 母の背中で
 鬼ごっこ


私が小さい頃 縁側に座り 裁縫をしていた母の後ろ姿を今も記憶している。
高校生になった時も、縁側の同じ場所で裁縫をしていた。
それから地元を離れ、時折、家族を連れて実家に帰省した時も、
母は やっぱり 縁側の同じ場所で裁縫をしていた。


小さい頃は気が付かなかったが、
木漏れ陽が裁縫をして丸くなった母の背中にあたっていた。
自分の子供を持って 初めて母の背中の小ささに気づいた。
風が吹くと葉が揺れ 木漏れ陽が形を変え、
あたかも木漏れ陽の妖精が
母の背中で鬼ごっこをしているように見えていた。