里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

浜モン ドイツの山城へ行く

アイスランドからドイツへ戻ると 娘が住んるところから数時間のところにある
山城(ホーエンツォレルン城)とクリスマスマーケットに出かけました。 

ドイツの3大名城(ノイシュバンシュタイン城、ホーエンツォレルン城、エルツ城)の
一つです。
ノイシュバンシュタイン城はシンデレラの舞台になった白くて綺麗な城ですが、
現在 正門修復中で 過去に行ったこともあり 今回は行きませんでした。
エルツ城はメルヘンチックでキュートな山城ですが 場所が遠いので 今回はパスです。


車を走らせ ホーエンツォレルン城へ行く前に 
崖っぷちに建っているリヒテンシュタイン城に立ち寄りました。 

崖っぷちに建ってますが 景観は良くても 怖くないんでしょうか? 

崖と反対側にも城があります。 

ホーエンツォレルン城に向かいます。 

綺麗な城ですね。 

お城の屋上から遠くを見ると 雲海が見えます。
見学を終えて クリスマスマーケットを堪能し 
ホーエンツォレルン城が見える近くの山の上のホテルに宿泊しました。 

中央右側に煌々と光を放ちライトアップしてるのがホーエンツォレルン城です。
手前に薄っすらと映ってる人影はお化けや銅像ではなくJ君です…💦
浜モン、娘、J君、Kさんの4人で来てますが、浜モン曰く
『あの連中はジ~っとしてないから…』と言うのですが、この3名の方こそ
『このおばちゃんジ~っとしてないからなぁ~』と思ってることでしょう。 

朝早く ホーエンツォレルン城を見に出掛けました。
浜モンは娘とKさんに両肩を支えられて 昨夜J君が立っていた岩の上に立ってます。
岩の向こうは崖っぷちで 浜モンはビビッて体が縮こまっています。
以前 この3人でタイ、カンボジアを旅行した時、浜モンは最初張り切りすぎて
後半は風邪をひき 体はヘロヘロ状態になったことがあります。
私の想像では 旅行の後半は こんな感じで大柄な二人に両肩を支えられて
引きずられながら観光してたと想像します。


右側にホーエンツォレルン城が見えますが 望遠で撮った写真です。 

 

 

綺麗ですね。
見終わった後 クリスマスマーケットに出掛けます。 

ホーエンツォレルン城が建ってる街の教会の上からの風景です。

 

 

人の顔を消すのが面倒なのでクリスマスマーケットの写真はこれで終わりにします。
もう街は クリスマスムードが始まってますが、上品ですね。


私は趣味で 山城跡を藪漕ぎをしながら散策してます。
この ヨーロッパの城を見ると どうしても 3匹の子豚を思い出します。
藁で建てた家のブー、木で建てた家のフー、石で建てた家のウー。
現代に置き換えると アフリカやアマゾンの藁の家、
日本やアジアの木の家、ヨーロッパの石の家。
山城は木で建ててたので 現在は形が残っていません。
大きな城跡では石垣や堀が残ってますが、ヨーロッパの城にはかないません。


今回の浜モンの旅行で まだまだ 素敵な写真が残ってます。
氷河の洞窟散策などですが、これらを纏めて 
次回に浜モンの最終旅行記と題して 写真をアップしたいと思います。

浜モン オーロラを見に行く  後編

薄っすらですが オーロラがでてきたようです。 

辺りが暗くなるにつれ 徐々にオーロラがくっきりと見えるようになりました。 

オーロラが始まりましたが 初心者なので 1発目はカメラがブレブレです。 

三脚をしっかり固定して 撮影し直しです。 

シャッタースピードが10秒近いので 前にジ~っと立っていても人物はブレブレです。 

浜モンがジ~っと立って写真を撮りました。 

何故 オーロラの前では 人は手を広げて 飛び立とうとするのでしょうか? 

オーロラはいろんな形に変化しますが 神秘的ですね! 

星空とマッチングして綺麗です。 

絶えず オーロラは形が変わっていくので 見ていて飽きなかったと言ってました。 

オーロラは とてもドラスティックな天体ショーで TVなどで見る映像とは
実際見ると 比べ物にならないくらいの迫力を感じて とても良かったと言ってました。
浜モンが とても いい経験をして 私も良かったと思います。


オーロラを撮るために専用のレンズを購入しましたが 
これからは 私が星空撮影で レンズをしっかり使わさせて頂きます。


オーロラと星空の写真を見ていて 私の子供の時の思い出が蘇ってきました。
多分 私が小学校にはいるかどうかの頃の記憶です。
その日は 空一面 星が瞬き 今にも星粒が夜空から落ちてきそうな夜でした。
兄が 親父に一生懸命になって 星座の説明をしていました。
勝手口を出たところで 二人が夜空を見上げているのを家の中から見てました。
兄は 勝手口の戸に クレヨンで星座を 沢山書いて説明してました。
親父は その星座の落書きを怒ることなく ジ~っと兄の言葉を聞いてました。
私は 何故 親父が怒らないんだろうと不思議に思いながら 二人を見てました。
親父は あまり怒らないタイプでしたが それでも 怒った時は怖かったです。
兄が悪いことをして 親父に 庭の柿の木に縛られたことがあります。
兄がワンワン泣いてる光景を 今でも鮮明に覚えています。
私の地方だけかもしれませんが 街のあちこちで 
庭の木に縛られてる子供を見かけたことがあります。
今 こんなことをしてたら 街中が子供虐待をしてると大ニュースになってるかも…
兄が柿の木に縛られたその光景を見て 私は悪いことはしなかったと思います。
私の住んでる地域では 長男は見せしめ要員として 
悪いことをしたら 庭の木に縛られてたのかもしれません。


話はそれましたが その時の兄と親父の間に 星空を通じて
ひらがなで書ける『しあわせ』があったと 今 振り返ると感じるんです。


私が社会人になるまで その時の親父の背中は とても とても広く感じてました。
でも 徐々に そうでもないなぁ~と思うようになりましたが、
でも 最近 やっぱり 親父の背中は とても広いと思えるようになりました。


冬の夜空は綺麗です。
親父の思い出に浸りながら 星空の写真を撮りに行こうと思っています。
吉田拓郎の『今日まで そして明日から』を聞きながら…
満天の星空の下で 星空撮影をしたいなぁ~と思ってます。