里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

『長生きすると思うよ。』・・・ですか。

吉田拓郎の”ある雨の日の情景”をテーマにブログを書こうと思ったが、
この透明感溢れる曲にあった写真がなかなか撮れない。
多分、このような場所は何処を探してもないのかもしれない。
水彩画では表現できると思うが、単純に水彩画の技術がないので無理だし。


ひょっとしたら 浜モンが 以前 娘の暮らしているところに旅行に行った時の
写真の中にあるかもしれないと思い探してみた。
探してみたが 私のイメージに合う写真は見当たらなかったが、
1枚だけ面白い写真が出てきた。



ルーブル美術館の”モナリザの微笑み”の絵の前で多くの方が立ち止まり写真を
撮っている時に、警備員が柵の後ろに下がるように指示をした。
その時 誰もが下がったのに、浜モンだけ下がらなかったとのこと。
それを見た娘が 浜モンを撮った写真で、矢印を見れば
まさに 太平洋沿岸で育った女の負けん気の強さがうかがえる。
この写真を私に見せ 娘が一言、


『長生きすると思うよ・・・。』


『そうだね・・・。』と答えた事を覚えている。


 浜モンは
 我が道を行く
 てやんでい


水彩画で思い出すのは娘が中学校の時、美術で絵の具関連一式を持って
学校に行くのに 何故かスーパーの袋にボロボロの絵の具を入れて学校に
行こうとしていた。その光景を見て 私は思わず
『どうしたの?絵の具がそれなの?』と聞くと、浜モンが
『これで娘がいいと言ってるからいいでしょ。』と横から口をはさむ。
私は型からはいるタイプなので、しっかりした箱にはいった絵の具を
会社からの帰りにでも買ってきてやろうと思い再度、
『絵の具はこれでいいの?』と娘に言うと、娘はアッケラカンとして、
『別にこれで絵が書けるからいいよ。』という。
これを言われると 父親としては”参っちゃうんだよね”と同時に、
浜モンは ほんとの鬼じゃないかと思った。
この時の光景は 20年以上経つけど 今でも鮮明に覚えている。


※ 浜モンは ほんとの鬼ではありません。

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