一行詩
私が学生の時 一行詩を書いて道端で詩集を売ってる友達がいました。
彼は長男で3人の弟がいましたが、父親が破天荒な人で 父親に分からないように
夜逃げ同然にして新しいアパートに引っ越しをした時に 色々と手伝いをしました。
今 彼の一行詩を 時折 思い出す事があります。
~ 蟻は砂糖しか食べないのに 何故 心筋梗塞にならないのか! ~
私はこれを見て『そんなの知らねーよ!』と言ったのを覚えてますが、聞いたら 奥が深い内容を説明してました。 でも、忘れました。
ただ、今でも鮮明に覚えていて 聞くと忘れられない一行で、
困った時に頭の中をグルグルとその一行が回り 吹っ切れた気持ちになり
新しい一歩を踏み出せることがあります。
その一行は 最後に書きますが、場合によってはグルグルと頭の中を回りますので
嫌な人は見ないでください。
今日 天気が良いので 籠岩を見に行きました。
崖に穴ぼこが沢山あいてる場所が籠岩です。
ハイキングコースと書いてあるので 軽い気持ちで行きました。
歩いて早々ですが 道に迷って遭難した事や沢から落ちて骨折した事が書いてあり、
充分 注意して なるべく二人以上で行くようにと…
ハイキングって籠にサンドイッチを入れて四葉のクローバーがある場所をスキップしながら歩けるような所の筈だけど、本当にハイキングコースなの?
細い山道を登って行くと展望台がありました。
多分 この崖が籠岩だと思います。
展望台の先が 急な下り坂になっていて ロープとクサリが右の崖側に取り付けてありました。左側は絶壁です。
細い道を崖伝いに クサリを持ちながら歩いて行くと梯子が見えました。
ほぼ垂直なんですけど… 本当にハイキングコースなんでしょうか?
先の方を見ると崖に沿って 急な傾斜で降りて行く道があり クサリが設置されてますが、ロープがちぎれてます。見るだけで 怖いです。
とても 一人で この急斜面を降りて行く自信はありません。
崖のあちこちに大きな穴があいてました。
この梯子を登れという事でしょうか?
回りに誰もいないけど 行っちゃいます?
梯子の右側の固定金具が岩から取れて ブラブラしてるけど でも 行っちゃいます?
途中まで行きましたが グラグラと梯子が揺れるので 引き返しました。
左が絶壁になっているので 骨折くらいじゃ済まないような気がします。
友達の一行詩です
~ キドリヤのショーウィンドウに 僕が映ってる ~