里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

心が折れる音が聞こえた…

日曜日の早朝、吉田八幡神社の巨大杉、尺丈山のハイキング、高部城跡散策を
1日で全部 行ってみようと思い 美和地方へ車で出かけました。
5時頃だっと思う。浜モンが普段言ってる『おじいちゃんタイム』に出発しました。
浜モンに『山に行ってくるから。』と言うと、『熊が出るからね!』の一言。
おっとっと 熊の話は 幸先悪し…。
『もう少し 気の利いたマシな言い方があるだろう⁉』と思いつつ 家を出ました。


『1粒で3度美味しい』なんて 少々 贅沢じゃないかい⤴…なんて!
この時は まさか 心が折れる音(『パッキ~ン』)を聞く事なんて思いもよらず…。


途中 いつも通ってる城跡周辺を通り過ぎました。 

ここいらは盆地なので晴れる日の朝は雲海みたいな霧みたいなモヤが発生しています。 

朝日が昇ってきて 一面 明るくなってきました。
盆地を通り抜け 先日訪問した山方御城に到着しました。 

トンネルの上に そば屋の看板があり その上に木に隠れた建物が見えます。
山方御城なのですが そば屋にしか見えません。
この交差点を左に曲がって山道を進んで行くと 徐々にレトロな街並みが見えてきます。 

これは門だと思います。 

この藁葺屋根の建物はレストラン(食事処)です。 

大正~昭和の時代を思わせるような通りに来ました。 

この通りを過ぎたところに吉田八幡神社があります。 

駐車場の前には菖蒲園がありました。6月過ぎ頃に 菖蒲は見頃らしいです。
左奥の東屋に 一人 黙々と体操をしてる人がいました。
巨大杉を見た後 帰る時にもいて、腕立て伏せをされてました。


吉田八幡神社の巨大杉の写真を添付します。文章はないほうが良いので写真のみ… 

     

 

     

 

 

 

巨大杉を充分 堪能して 尺丈山へハイキングに行く事にしました。 

右の赤い道がハイキングコースです。
左のグレーの道が 山頂近くまで車で行ける山道です。
どっちにするか悩みましたが、次の高部城跡調査に体力を温存しようと思い
山頂近くまで車で行く事にしました。


これが大きな間違いでした。
ハイキングする為に来たのに…、後で ひどい目に合う事も知らないで…


車で山道を進んで いきなり ほぼ 山頂近くに着きました。
山頂では 風は爽やかで気持ちよく 景色も良かったです。
しばらく、一面の山並みを 見ていました。 

 

 

 

 

 

充分 景色を堪能して 車で下山しようとした時に 登ってくる車と出会いました。
細い砂利の山道なので どうしようかと思いましたが、大丈夫かな~と思い
車を道の左に寄せたところ アレッ! 車が動かなくなってしまいました。
ヤバイ! 脱輪です。しかも、山のほぼ山頂付近の砂利の林道で。 


相手の車に乗ってた方が とても親切な70歳過ぎと思える夫婦でした。
色々と手伝ってもらいましたが 全く 動きません。
JAFを呼ぼうと思い 携帯を取り出すと 何と…バッテリー切れ!
嘘でしょ。これは夢か?と思っても 現実で。
相手の方に携帯を借りてJAFに電話をすると 何と…加入されてませんと返事。
頭の中が 真っ白です。 あれあれあれ…と言うしかありません。
私の免許証入れの中身を全部出して見たら 名刺の中に保険会社のカードが…。
電話してみると やっと… レッカー車を手配してくれるとの事。
浜モンが保険会社で出来るので私に言わないで勝手にJAFを解約してました。


携帯を返して 私は山頂近くで 一人でレッカー車を待つことに。
そう言えば 今日は日曜日 いつ来るか分からない。
携帯もないし 人もいないし 山の山頂近くで一人待つ気分は どうかと言えば…


本当に この山頂付近まで レッカー車が来るのか 不安で 不安で…
来なかったら どうしようかと…
1時間くらい過ぎた時に 車の音が下の方から聞こえてきました。
正直 助かったー!って気分に。
レッカー車の方と 会話ができて 一安心。

 

 

 

レッカー車を待っている時の事ですが、心が折れる音がしました。


           ~  パッキ~ン! ~


私は 気分的に城跡調査をする気になれませんでした。
我が家に直行し 体が疲れたのでソファにバタンと横になり寝ました。
暫くして 昼頃 我が家の固定電話が鳴りました。
浜モンが受話器をとって聞いていると 突然、
『ハア~? 山頂…? 脱輪…? 』
目が どんどん三角になっていき
『電話だよ! いったい 何があったの?』
と、寝ている私の耳元に大きな声で言いました。
面倒くさい話なので 浜モンには黙っていたのですが、
保険会社から他に保険が使えるような何かありましたらと…、
親切な電話ですが、私にとっては とても余計な事で…


もう 寝たふりをして 時間が通り過ぎるのを待つしかありませんでした。


<最後に>
山道を車で登っていかれる方は 意外と連鎖しますので
このブログを見た方は 下記2点を くれぐれも注意をしてください。


 〇 出かける前に携帯のバッテリー切れ
 〇 崖側には安全でも車を寄せない 脱輪注意!

×

非ログインユーザーとして返信する