里山で遊ぶ

ゆるい午後 遠回りする 帰り道
のどかな午後の時間を満喫できたらと思う。

浜モンと城跡に

ハイキングをするのに最低限の必要な物を購入しなければならない。
その為には 浜モンに必要アピールと予算を申請しなければ 先に進まない。
先ずは 城跡に連れて行き 徐々にハイキングの魅力を伝えようかな~と。
半日 時間の余裕があったので 浜モンと二人で城跡へ行くことにした。


家から近場の城跡を調べ 車で50分程のところに行った。
ナビの駐車場は 少し高台にあったので そこまで車で行こうと坂道を走った。
坂道の途中に15台くらいの車が仮駐車場みたいな所に停車していた。
目的の駐車場まで行くと進入禁止になっていた。理由は よく分からない。
先程の仮駐車場まで後戻りしたが、途中で私より若干年配と思われるご夫婦が
リュックにトレッキングシューズで城跡方面に歩いていくのに出くわした。
調べた時は 駐車場から城跡までは近かったので私はスリッパ、
浜モンは手提げバックの気軽な格好で来ていた。
『こんな短い距離にしては 少々 重装備じゃないか~?』と私が言うと、
浜モンが『人は人。何か理由があるよ、きっと!』と。


仮駐車場に車を止めて靴をトランクに置いてたトレッキングシューズに履き替えた。

歩き出すと すぐの所に大きな石があった。 

『誰かが運んだんだって!んな訳ねえだろ~♬』と早速 浜モン節が。
『いいじゃん!ロマンがあるよな~♬』と私が言った。
二人の言葉は 少しエコーがかかってるように木々に反射して聞こえる。


進入禁止の駐車場の先の方の坂道を 少し行った所に石垣らしき壁があった。 

石を積み上げて造った石垣に時代を感じます。
苔や雑草が石垣にへばり付いて 良い雰囲気を出してます。
少し歩いたところで 振り返ってみました。 

時代劇に出てきそうな風景です。
更に坂道を登っていくと大きな木が道に沿うような状態で倒れていました。 

坂道を登っていく途中には 沢山の大きな木が高く聳えていていました。 

更に登っていくと竹林がありました。浜モンがモデルで申し訳ありません。 

何か考え事をしてるような後ろ姿ですが、何も考えていないと思います。
左側が広い平坦なエリアになっていました。
多分 この平坦なところが城跡ではないかと思い ウロウロしました。
しばらく探し回ってると朽ちた案内板が落ちていて、城跡がどこなのか分かりません。 

少し小高い丘があり、細い小径があったので登ってみました。 

少し歩いて行くと 平らな場所に出ました。
『ここが天守閣があった場所なの?ん…消化不良気味。浜モンにアピールできない!』
あたりを見回すと奥の方に木に隠れ気味の階段があった。

    

どうもこれが天守閣に行く階段らしい。
ブルーシートに覆われているのは修復中の石垣である。
階段の天辺が見えてきた。

    

途中に大きな石ころが 無造作に横たわっている。
苔の生え具合で 歴史を感じる。 
この石は運んできたものではなく 元々ここにあったものだと思う。

いよいよ頂上に到着です。
またまた浜モンがモデルで申し訳ありません。
山頂に行くに従い、徐々に石段の一段の高さが高くなり、
高い所では一段が浜モンの膝上15cmくらいありました。

    

頂上の城跡には神社が建っていました。
頂上からの眺めです。

    

 神社の前には 大きな石があり水たまりのように石の一部を削ってました。 

記念に写真を撮りました。

    

写真を撮り終え 階段を下りて行きますが、帰りも結構 大変でした。

    

登りの時は気づかなかったのですが、途中にトンネルがありました。 

しばらく坂道を降りていくと 途中で
背中に100×80×厚さ50cmくらいの長方形の形のものを背中に 
前側にリュックをし 手に登山用の杖を手に持った若者が
脇道からやってきてトンネルの方に消えて行きました。
何者なのか 興味がそそられた。
『きっと 誰も来ない神社があって そこからの夜逃げじゃないか?』
と、私が言うと 浜モンも納得顔。
が、しばらく坂道を降りると またしても同じような格好をした若者がやってきた。
『若者を狙った新興宗教かなんかの集まりがあるんじゃないのか?』
なんて思っていたが、浜モンが若者に尋ねてみた。『何処へ行かれるんですか?』
若者は『ボルダリングをやりに来ました。』と言った。
トンネルの向こうには ボルダリングに適した岩が沢山あると言っていた。
そう言えば 仮駐車場の近くにも大きな石があったのを思いだした。
背中の長方形のものはマットで落下した時の怪我防止らしい。
坂道を降りる時に もう一人 同じ格好の青年と出会った。
仮駐車場に戻って 車のナンバープレートを見ると
北は山形から南は滋賀まであり、ほとんどが他県で、
一番多かったのが多摩ナンバーだった。
ボルダリングに興味のない私は『おい。おい。』と思いますが、
趣味って こういう事なんですよね。


なお、上の駐車場に看板がありましたが、
城跡がハイキングコースの出発点で 結構 長く歩くコースになってました。
最初に見かけた ご夫婦はハイキングコースを散策されたと思います。
マットを持ってなかったので まさか ボルダリングではないと思います…

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